性能の検証

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耐震実験「動的耐震計測」 ------ 400ガル~800ガルに耐える

●耐震性は建築基準法を満たすレベルとして「耐震等級1」、その1.25倍の強さの「耐震等級2」、その1.5倍の強さの「耐震等級3」で定義されています。しかし耐震等級は設計上の条件で認定されるもので実際の建物の強さを測るものではありません。その実例として、H21年に国土交通省が行った耐震実験で、設計上は震度6強に耐えるとされる耐震等級2の長期優良住宅が震度6強相当の揺れで「損傷」ではなく「倒壊した」というショッキングなニュースがありました。

●当社では設計上は勿論、実際の建物の強度を検証するために専門業者の協力のもと、H22年からタイプの異なる建築済みの延べ5邸で耐震測定を行いました。この検証は住宅の2階の中心部に建物を揺らす「起振機」を置き、離れた端の四方に揺れを計測する「加速度計」をそれぞれ設置し、地震の揺れの強さを表す加速度=ガル(gal)に対する強度を計測するものです。

●結果は5邸とも400ガル(震度6強相当)にたびたび遭遇しても損傷の危険が少ないという強度を測定。特に強度の高いハコ型の邸では、800ガルでも損傷の危険がないという診断を得ています。
※目安として250~450ガルが震度6弱、450~800ガルが震度6強に相当、800ガル~が震度7~に相当。

国土交通省が行った耐震実験で耐震等級2の長期優良住宅が倒壊したことを伝える新聞記事。(日本住宅新聞H21年11月5日)

100kgのウェイトがある起振機

制御装置

測定を行った邸での東西方向の揺れに対する強さ。800ガルでも安全性が高いことが分かる。

同じく南北方向の揺れに対する強さ。こちらも800ガルでも安全性が高いことが分かる。