遮熱は建物の外で(少し追記)
日差しがとても強いですね。
外気温が30℃を超える先週、クーラーは
まだつけなくても平気ですが、夕方には
家の中が少し暑いと感じました。
壁や天井はしっかり断熱されているのですが、
昼間に窓から入る日射で家の中の空気が暖められているようです。
夕方、窓を開けて涼しい空気を沢山入れると、すぐに快適にはなります。
さて、この日差しを、家の中に入る前に防ぐため、
毎年、窓に簾(すだれ)をつけているのですが、
今年はちょっと変えてみました。
ホームセンターで買い込んできたのは・・・
これ。オーニングです。
オーニング(AWNING)を英和辞典で引くと、
「人や物を雨や日差しから守る粗布製の天蓋」
ということでした。
早速取り付けてみると、こんな感じです。
こちらは、東側の窓。
窓は幅256cm×高さ130cmですが、丁度よい
オーニングがなくて、200m×200cmをつけると、
上の写真のように端が50cm程足りなくなってしまいました。
でもそのおかげで、内側から見ると、違いがよくわかります。
(ブログ的にはOK)
内側からの写真です。東側の窓で、朝、直射日光が
当たっている時間帯の写真です。
左4分の1の明るいところは、オーニングがなくて
直射日光が入っているところです。
「日射90%カット」と商品のラベルに書いてありましたが、
いわゆる遮光カーテンの「真っ暗」を100%カットとすると、
90%もカットしているようには見えませんが・・・
書いてあるということは、何か前提があるんでしょうね。
また、室内に入ってくる風は、こんな感じです。
両端の窓が開いているのですが、奥はオーニングがある部分、
手前はない部分です。風の入り方もかなり違います。
外のオーニングは、思った以上に風にあおられてバタバタしますので、
下の写真をよく見て頂くとわかるのですが、地面に置いてある
レンガに紐でオーニングの両端をつないでいます。
でもその紐をピン!とヨットの帆くらい強く張ると、
風で金具が外れてしまいました。
若干ゆるめにしておく方がよさそうです。
上の写真は、幅165cm×高さ110cmの窓に、200cm×200cmの
オーニングをつけたもの。窓がすっぽり隠れました。
こちらは、幅160cm×高さ200cmの掃出し窓に
200cm×200cmのオーニングをつけたものです。
細かい話ですが、この写真の掃出し窓の上の軒天には、
すだれ用のフックをつけてもらっていました。
そこに、高さ300cmのオーニングをつけたところ、
軒天から地面近くにまでオーニングが垂れて、
人が内側に隠れても分からないような状態に
なったので、やはり高さ200cmのオーニングに
変更しました。
すると、今度は軒天のフックに200cmのオーニングをつけると
高さが足りなくなったので、結局東側の窓と同様に、
サッシ上部の小さい庇(ひさし)部分に取り付けるオーニング用の
金具を使って取り付けることになりました。
↓ サッシ枠の上の小さい庇部分に、オーニング用の金具を取り付け、
その金具にオーニングのリングをひっかけます。
さて、幾つか考察したことをまとめます。
・大きさを選ぶときは、軒天からつるすのか、窓枠に
取り付けるのか考慮が必要。軒天にフックがあるか、
窓枠につけるなら金具購入などチェックしましょう。
・結構、風でバタつきますので、レンガなどへつなぐ必要あり。
(我が家で買ったものは、紐が付属していました)
我が家では、風にあおられる心配から
2階への取り付けはあきらめました。
・日射を止めているので、ある程度仕方がないのですが、
家の中はかなり暗くなってしまいます。
今回のオーニングを日常的につけたり外したりすることは
考えられないので、直射日光が入らなくなったら上げたり、
お天気によっても出したりひっこめたりしたい場合は、
ロールになっていて上げ下げできるスクリーン型の
シェードの方が、よいかも知れません。
(オーニングやすだれに比べて、かなり高いのですが。)
もともとオーニングをつける目的の「家の中が暑くなってきた」が
防げているどうかは、1,2日過ごした感じでは、室内の温度で
1~2度の効果があるように思えます。測ってはいませんが。
我が家も、昨年まではすだれだったのを、今年初めて
オーニングに変えて、まだ数日しか経っていませんので、
梅雨の時期や台風を経験すると、また評価が変わって
くるかも知れません。
後日談も、またレポートいたします。
【取り急ぎの後日談 5月28日】
昨日、上の記事を書いた当日に、梅雨入りしました(笑)。
しかも、強風波浪注意報が出る程の強風となり、
金具が一部外れるなどしたため、取り外し。
当面、天気も悪いので、外しておくことになりそうです。
ということで、追加の考察ですが、風の強い日等に
取り外す手間の覚悟が必要かと思います。
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