お掃除の季節(2)
前々回の我が家のお掃除の続きをご紹介いたします。
大掃除の日、私と娘が床などを掃除している間に、
妻は、たまにやっている換気扇の掃除をしていました。
コスミックガーデンの住宅は「第三種換気」なので、
下の写真のような排気用のファンがトイレなどの
ダーティーゾーンなど数か所に設置されています。
この換気扇の掃除、通常はフィルタの掃除だけなのですが・・・
今回は、換気扇の本体を外して、その奥まで掃除していました。
「そこまでやる必要あるの?」と聞くと、「これ見て」と妻。
ここは分かりやすく、掃除前後の写真を見て頂きます。
まず、これがカバーを外してプロペラがむき出しになった換気扇です。
ここからさらに本体自体を取り外すと、壁を貫通した配管と換気口が見えます。
って、アレ?配管も、換気口も真っ黒・・・
ここを掃除&拭き取りを行うと、こうなって・・・
ここまできれいになります。
これに換気扇をはめ戻すと、奥が明るくなりました。
なお、この部分は入居して4年半、一度も掃除したことはありませんでした。
フィルタはたまに掃除していましたが、それでもこれだけ汚れていた
ということになります。これには驚きました。
これは、特別汚い場所だから、ということではなく、
トイレ、シュークローゼット、納戸とすべての換気扇で
同じ状況でした。
汚れは、細かい埃の集まったようなもので、ベットリとは
しておらず、ボソボソした黒いホコリの集まりです。
フィルターを通過する細かいホコリの粒が、少しずつ換気口にたまり、
配管の内側にも、静電気で少しずつ付着したと考えられます。
換気口をふさいでいたホコリは、掃除機に長いノズルをつけて
吸い取ることができ、配管の内側についていたホコリは、
キッチンペーパーのようなもので拭き取りました。
(ただし、配管の内側の汚れを手前にかき出したので、
穴の周辺の壁紙が汚れてしまいました。たまたま
オレフィン性の壁紙でしたので、固く絞った雑巾で
拭き取ることができましたが、もし紙製ではなく
布製の壁紙の場合は、壁紙に汚れが付かないよう、
新聞紙などを周りに貼るなどする必要があります。)
ちなみに、外した排気扇も、内側がかなり汚れていたので、
吸い取りと拭き掃除を行いました。
下は、掃除後の換気扇の、スイッチが入っている状態の写真です。
外からの光が入っているのがよくわかります。
そういえば、以前はこんな風には見えていなかったような。
(開閉式のものでも、カバーを外せばわかるかと思います)
ちなみに、換気口というのは、外から見たらこんな感じなので、
外側から外して掃除するのは無理そうです。(2階もありますし・・・)
☆★☆ 長くなりますが、以下、後半です ☆★☆
さて、以上が、我が家で行った換気扇(排気口)の掃除ですが、
通常は換気扇の本体を外さなくても、排気側ですので、換気口が
ふさがらない程度に掃除できれば良いと思います。
そんな方法を2,3ご紹介します。
換気扇の奥の換気口まで、掃除機のノズルが届くかどうか、検証します。
排気口にコツンとあたるまでメジャーを突っ込むと、約34cmです。
(陶性外壁と2x6壁の場合です。)
プロペラの間隔は、2cm程度しかありません。
この隙間に、掃除機のノズルが入るでしょうか。
とりあえず、我が家の一番長い掃除機のノズル(45cm×2cm×3cm)
を入れてみると、
奥まで届きましたが、まったく左右上下に動かないので、
ゴミがすえない場所が出てきそうです。
では、次はこれです。
外径2cm、内径1.5cm位の、塩ビの水道管を40cm弱に切ったものです。
これなら、上に、下に、かなり自由に動きます。
これを掃除機の先につなぐことができれば、
排気口も配管もかなり綺麗になりそうですねー。
でも、掃除機の先とは太さが全然ちがうので、
ガムテープなどで強引につなぐしかなさそうです・・・
これは力技でできそうですので、割愛させて頂きます。
ここまで書いて思ったのですが、こんなことなら、
お中元の箱を分解したカタ紙などを丸めて細いパイプを
作っても、掃除くらいできるかもしれません。
掃除機の先にガムテープで留めるのなら、そちらの方が楽かも?
(すぐに塩ビ管に発想が行ってしまうのは
工務店になじんできた証拠でしょうか??)
最後に、もう一つの力技をご紹介します。
パソコンなどのお掃除につかう、エアスプレーです。
ノズルの長さは12cm。
排気口までは届きませんが、これをプロペラの間から差し込んで、
プシュッ!!とやると・・・
埃が排気口から外(向こう側)へ出てくれればよいのですが、
ウチの場合は逆流して、室内側に飛んできました。
室内側の周辺にそれなりに汚れても大丈夫な準備をして、自身も
マスクをする等、相当の準備をしてからされることをお奨めします。
先程の掃除機のノズルをプロペラの間に差し込んで、
ゴミを吸いながらエアスプレーで吹くという手もあるかと
思います。
エアコンのフィルターや排水溝等に比べると、少し掃除
しにくい場所ですが、 換気口にホコリが詰まりすぎると、
排気量が低下する可能性もありますので、少しお時間が
あれば挑戦してみてください。
以上で、換気扇(排気口)の掃除についてのご報告を終わります。
排気口は入居後初めての掃除でしたが、実は、
反対側(給気口)も今回初めて掃除しました。
次回はその内容をご紹介したいと思います。
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