YKKAP フォーラム in 広島
なってしまっております当ブログです。
今回は、YKKAP APWフォーラム 広島に
行ってまいりました。
会場は広島の基町、旧広島市民球場の隣にある
NTTクレドビルの11階です。
内容は、商品展示とYKKAPさんからの商品説明プレゼン、
そして目玉は、東京大学工学部前准教授のセミナーでした。
会場を回り始めたところ、見たことのある様な家の写真が・・・
高性能樹脂窓(APW330真空トリプルガラスまたはAPW430)を
使用した事例のパネルに当社社長宅がありました。
陶性外壁ツィーゲルの外観も目立ちますね。
全体でも10軒ほどの展示がありました。必須かどうかは
さておき、中四国でも徐々にトリプルガラスの樹脂窓の
導入が進んでいます。
商品展示は、一つだけ新商品を発見。
樹脂窓「APW」の縦すべり出し窓などに新たに設けられた、
オペレーターハンドルです。
こういう感じでグルグルーっとハンドルを回せば開閉できます。
一般的には窓の半ばにある取っ手をつかんで押し開く
「グレモンハンドル」しかありませんでした。
実際に回してみると、コンパクトにしているので小さいのですが
普通に開閉するには問題はありません。
一応、ロック時に少し引き付ける構造になっているようにも
見えましたが、ぐぃっと力強く引き付ける従来のグレモン
ハンドル式より若干気密が落ちるかも・・・?という印象です。
(それでも引違いや片引きよりもよいでしょうけど)
ロックの機構部分です↑。
↓ハンドル使用時
↓ハンドル収納時
キッズデザイン賞にも輝いたとのことで、外側に手を伸ばず
大きな動作をしなくても、手元で開閉できるようになります。
また、すべり出し窓は網戸が内側にあるので、蚊などの虫が
さばると(岡山弁)、窓を閉める時に網戸を叩いて虫を追っ
払ってから、網戸を収納して窓を閉めるという動作になりますが、
オペレーターハンドルは網戸を閉めたまま窓を開け閉めできます。
地味ですが、毎日の動作に影響するメリットがあります。
(さばっている虫は網戸と窓の間に閉じ込められてしまいます)
もう一つは、夏の窓の遮熱に最適な「アウターシェード」。
これの緑色が展示されていました。
緑色が綺麗でしたが、綺麗な写真が取れなかったので
ホームページより拝借しました。
会場で、偶然お会いした、なんば建築工房の正田社長。
妹尾さんと盛り上がっています。
伝統の純和風建築の高い技術を持つなんば建築さんも、
既にゼロエネルギー住宅を建てられるなど省エネ住宅を
実践されていますが、5年後の全棟省エネ基準義務化を前に、
標準仕様も含めてご検討されていることと思います。
ある意味、生粋の純和風に省エネが融合できると、怖い物
無しですね・・・
・・・そして、目玉のプレゼン!!
・・・は、撮影・録音禁止(*_*)。
ですが、YKKさんのプレゼンもよく練られていて見ごたえが
ありましたし、新しい情報も2,3含まれていました。
前准教授のセミナーは、昨年11月に岡山でやって頂いた
エンドユーザ向けよりも、今回の工務店・ビルダー向けの
方が3倍ほどキツイ内容と感じました。
寒い家を建てて続けていてよいのか、見えない所だから、
デザイン重視なら興味がない所だからといって削ってしま
えるものなのか、工務店の責任を厳しく問う内容でした。
また、全国でも進んでいる工務店の取り組みもいくつか
紹介されていました。高性能の住宅は徐々に増え、顧客の
認知度も上がってきており、業界全体の底上げにつながって
いるようです。
近い将来、本当に骨抜きでない高性能住宅が一般的になるのか・・・
セミナー後は、少し前先生の控室にお邪魔して、現在検討中の
岡山での住宅の計測方法等ついて打合せをさせて頂きました。
今後の有効なデータ収集に繋がればと思います。
当社も引き続き、安全・快適な住宅を建築していくため、
これまでと変わらず進化し続け、走り続けます。
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