YKKAP フォーラム in 広島

2015/07/15
最近はすっかり展示会・セミナー参加記録に

なってしまっております当ブログです。

 

今回は、YKKAP APWフォーラム 広島に

行ってまいりました。

 

会場は広島の基町、旧広島市民球場の隣にある

NTTクレドビルの11階です。

 

内容は、商品展示とYKKAPさんからの商品説明プレゼン、

そして目玉は、東京大学工学部前准教授のセミナーでした。

 

会場を回り始めたところ、見たことのある様な家の写真が・・・

高性能樹脂窓(APW330真空トリプルガラスまたはAPW430)を

使用した事例のパネルに当社社長宅がありました。

陶性外壁ツィーゲルの外観も目立ちますね。

全体でも10軒ほどの展示がありました。必須かどうかは

さておき、中四国でも徐々にトリプルガラスの樹脂窓の

導入が進んでいます。

 

商品展示は、一つだけ新商品を発見。

樹脂窓「APW」の縦すべり出し窓などに新たに設けられた、

オペレーターハンドルです。

こういう感じでグルグルーっとハンドルを回せば開閉できます。

一般的には窓の半ばにある取っ手をつかんで押し開く

「グレモンハンドル」しかありませんでした。

実際に回してみると、コンパクトにしているので小さいのですが

普通に開閉するには問題はありません。

 

一応、ロック時に少し引き付ける構造になっているようにも

見えましたが、ぐぃっと力強く引き付ける従来のグレモン

ハンドル式より若干気密が落ちるかも・・・?という印象です。

(それでも引違いや片引きよりもよいでしょうけど)

 

ロックの機構部分です↑。

 

↓ハンドル使用時

↓ハンドル収納時

キッズデザイン賞にも輝いたとのことで、外側に手を伸ばず

大きな動作をしなくても、手元で開閉できるようになります。

 

また、すべり出し窓は網戸が内側にあるので、蚊などの虫が

さばると(岡山弁)、窓を閉める時に網戸を叩いて虫を追っ

払ってから、網戸を収納して窓を閉めるという動作になりますが、

オペレーターハンドルは網戸を閉めたまま窓を開け閉めできます。

地味ですが、毎日の動作に影響するメリットがあります。

(さばっている虫は網戸と窓の間に閉じ込められてしまいます)

 

もう一つは、夏の窓の遮熱に最適な「アウターシェード」。

これの緑色が展示されていました。

緑色が綺麗でしたが、綺麗な写真が取れなかったので

ホームページより拝借しました。

 

会場で、偶然お会いした、なんば建築工房の正田社長。

妹尾さんと盛り上がっています。

伝統の純和風建築の高い技術を持つなんば建築さんも、

既にゼロエネルギー住宅を建てられるなど省エネ住宅を

実践されていますが、5年後の全棟省エネ基準義務化を前に、

標準仕様も含めてご検討されていることと思います。

ある意味、生粋の純和風に省エネが融合できると、怖い物

無しですね・・・

 

 

・・・そして、目玉のプレゼン!!

・・・は、撮影・録音禁止(*_*)。

ですが、YKKさんのプレゼンもよく練られていて見ごたえが

ありましたし、新しい情報も2,3含まれていました。

 

前准教授のセミナーは、昨年11月に岡山でやって頂いた

エンドユーザ向けよりも、今回の工務店・ビルダー向けの

方が3倍ほどキツイ内容と感じました。

寒い家を建てて続けていてよいのか、見えない所だから、

デザイン重視なら興味がない所だからといって削ってしま

えるものなのか、工務店の責任を厳しく問う内容でした。

 

また、全国でも進んでいる工務店の取り組みもいくつか

紹介されていました。高性能の住宅は徐々に増え、顧客の

認知度も上がってきており、業界全体の底上げにつながって

いるようです。

近い将来、本当に骨抜きでない高性能住宅が一般的になるのか・・・

 

セミナー後は、少し前先生の控室にお邪魔して、現在検討中の

岡山での住宅の計測方法等ついて打合せをさせて頂きました。

今後の有効なデータ収集に繋がればと思います。

 

当社も引き続き、安全・快適な住宅を建築していくため、

これまでと変わらず進化し続け、走り続けます。

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