wallstat

2018/04/23
行ってきました!!今度は埼玉です。

 

作業も溜まっているのにまた出張か!!と

言われそうですが、調査・研究は止まりません。

今回は調査研究の強い味方、内藤君と二人で、

このようなところに行ってきました。

 

右上にある通り、元々は埼玉県にあるイデアホームという

住宅会社さんですが、耐震研究所というものを設立されて

います。

 

耐震の分野では、最近、国交省から公開されている

wallstat(ウォールスタット)というフリーソフトが

注目を集めています。

 

百聞は・・・ということで下記の動画をご覧ください。

 

こちらは現実の実験

 

こちらは同条件を入力したwallstatによるシミュレーションです

 

このように、

「実際に振動台に乗せて揺らす数百万円で1回限りの実験」

をしなくても、ある程度近い結果が得られる優秀な

ソフトです。

 

イデアホームさんは、このソフトによって、邸別の

シミュレーションを行い、また、そのソフトの結果を

見ながら実際に地震の振動を体感できる装置まで

導入しようとしています。

私もこの椅子に座って、東日本大震災、熊本地震、

中越沖地震を体感させて頂きました。

震度6強・震度7では、「何もできない」というのが実感です。

 

wallstatは軸組工法専用のソフトですが、寸法などを

合わせれば枠組壁工法の建物もある程度類似の

シミュレーションができます。

 

今回は初級編で、5月に実践編ということで研修を

受ける予定です。その後、色々なパターンで

シミュレーションし、構造強度に関する検討・検証を

進めたいと思います。

 

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