wallstat
行ってきました!!今度は埼玉です。
作業も溜まっているのにまた出張か!!と
言われそうですが、調査・研究は止まりません。
今回は調査研究の強い味方、内藤君と二人で、
このようなところに行ってきました。
右上にある通り、元々は埼玉県にあるイデアホームという
住宅会社さんですが、耐震研究所というものを設立されて
います。
耐震の分野では、最近、国交省から公開されている
wallstat(ウォールスタット)というフリーソフトが
注目を集めています。
百聞は・・・ということで下記の動画をご覧ください。
こちらは現実の実験
こちらは同条件を入力したwallstatによるシミュレーションです
このように、
「実際に振動台に乗せて揺らす数百万円で1回限りの実験」
をしなくても、ある程度近い結果が得られる優秀な
ソフトです。
イデアホームさんは、このソフトによって、邸別の
シミュレーションを行い、また、そのソフトの結果を
見ながら実際に地震の振動を体感できる装置まで
導入しようとしています。
私もこの椅子に座って、東日本大震災、熊本地震、
中越沖地震を体感させて頂きました。
震度6強・震度7では、「何もできない」というのが実感です。
wallstatは軸組工法専用のソフトですが、寸法などを
合わせれば枠組壁工法の建物もある程度類似の
シミュレーションができます。
今回は初級編で、5月に実践編ということで研修を
受ける予定です。その後、色々なパターンで
シミュレーションし、構造強度に関する検討・検証を
進めたいと思います。
コメント