給湯器もハイブリッド!

2010/02/15

世間では、いろんな業界で

「ハイブリッド」 と言う言葉が使われています。

 

ついに、給湯器の世界でも 「ハイブリッド」 が

誕生します。

今年の4月から販売予定のもので

メーカーはリンナイさん。

高効率給湯器の 「エコジョーズ」 と

エコキュートでおなじみの「ヒートポンプ(空気を圧縮して

熱を移動させるもの)」 を組み合わせた ハイブリッド製品です。

詳しくはこちら↓

http://rinnai.jp/top  (リンナイのHP)

 

電気のエコキュートだと、約80度の温水を

作るため、どうしても燃費的に非効率な

部分を使わなくてはならないのですが、

このハイブリッドは、約50度まではヒートポンプで

(一番効率のよい、無理のない温度)上げ、

それ以上の部分は、ガスを利用し

熱湯へ持っていくと言う考え方です。

 

また、ヒートポンプ、エコジョーズの

どちらかが故障したとしても

残った方で、補うことも出来ますし、

お湯を使うと言うことは、「ファンコンベクター」 

(お湯を使った、やさしい温度のファンヒーター型暖房機)

を接続するにも都合がよいのです。

 

 

そもそも、「ハイブリッド」 とは違ったものの

いいとこ取りをしよう。

お互いの欠点を補おうという考え方のはず。

そういった意味では、本当にいいものが

登場して来るなあ~ と感じています。

 

エコキュートと違い、お湯切れの心配は無く、

省エネ型と言われる「エコジョーズ」よりもまだ

省エネで、 給湯ランニングコストで言うと

エコジョーズの約半分。

導入コストは約7年で償却できるとのコト。

サイズもコンパクトで、エコキュートのように

1m×1mのタンクが来たりしないため

設置場所にも困りません。

 

まだ、正式な商品名は決まっていませんが、

(仮) と言うことで今のところ 「ハイブリッド給湯器」 と呼んでいます。

 

電気とガスのいいとこ取り。

ガス業界にとっても、

電力会社にとっても悪い話ではないはず。

第一、ユーザーにとって メリットが大きいのが

大切です。

 

かなり前から、ある方からこんなのが出ますよ。

と言われていたのですが、

正式にプレス発表されるまで、ブログに書いたり

人に話するのは待って欲しいと言うことだったので

ガマンしていました。

 

まだまだ、いろんな新技術を使った

省エネシステムが登場してくると思いますが、

逆にいつが「買い」のタイミングなのか

迷ってしまいそうです。

 

 

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