今度は、耐震実験。
先週、「起震機」を用いての
「耐震実験」を実際のお客様の建物を
使って行いました。
一日で3軒のお宅を試験しました。
先ずは、去年の夏お引渡ししたK様邸。
陶性外壁「ツイーゲル」を採用し、2x6工法で制震テープを
施工。 真上から見たシルエットが階段状で、
内部に吹き抜けもあり
少々不利な条件でした。
なんせ、「ツイーゲル」は ㎡当り60キログラムという
重量です。
このような機械を2階の中心にセット。
赤・青・黄のコードの先端にはセンサーが付いています。
あらかじめ解析した2階のある箇所にセンサーを
セットし、機械で震度1程度の揺れを
起こして、センサーで受けた振動を感知します。
ここには、ОHKの取材班が来ています。
水をいれたコップや、観葉植物が大きく揺れたり
しない為、撮影はし辛かったと思います。
取っての付いたカバンのような黒いものが
一個20キロのオモリです。
本体と合わせて100キロを超える重さです。
診断結果は上々。
なにも心配することはない数値です。
続いて、О様邸。
こちらは、完成見学会直前で
施主様はじめ、「森本工務店」の社長さん、
「あらい建設」の社長さんも見学に来ていただきました。
取材しているのは、TSC(テレビせとうち)さんです。
取材内容はこの日の17:15から ニュース番組で
早速放送されました。
前打ち合わせの無い状態で
いきなりのインタビューです。
最後は、昨年11月にお引渡ししたT様邸。
砂モルタル21ミリ厚の外壁材に
制震テープ仕様です。
ここの取材は、山陽新聞さんです。
3月最終週の山陽新聞の記事になるそうです。
測定してくれた専門家の方からは、
事前に診断せず、お客様も居て
マスコミまで呼んで耐震診断すること自体が
ありえない珍しいこと ・・・らしいです。
確かに、よほどの自信が無ければ
こんなことは出来ません。
調査会社さんも、普段は、耐震補強のための調査や
施主様の居ないモデルハウスなどが
主な調査先となるそうです。
ОHKさんの取材結果は、3月30日(火)の
14:00~ 「温(おん)☆時間(タイム)」 で放送されます。
藤井社長も、生放送でVTRの解説をする予定です。
これからは、ただ 「こうしてるからコスミックの
建物は強いんですよ。耐震性が高いんですよ。」
から、「こんな実測データがあるんです。」
「実際のお客様宅のデータです。」 と裏づけが
公表できることが、非常に嬉しいです。
基本的に、強固な2x4ですが、かなりの補強を
施したコスミックの家には、多分制震テープが
活躍し、効果を発揮する機会は無いのではないかと思います。
ご希望の方には、調査結果を
差し上げることも検討しています。
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