広がる影響
今日、大阪で工務店を経営している
友人から電話がありました。
構造用合板どこかで融通できないか?
といった内容です。
早速方々へ問い合わせをかけましたが
何処も品不足。メーカーも小口受注を断ってる状況だそうです。
その上、4ヶ月待ちと言う話まで出て・・・。
東日本には、様々な工場があり
流通のための道路などに障害もあり
建築業界に 「納期未定」 という状況が
襲い掛かっています。
IT・流通・製造業・小売など
いろんな職業のお客様からの話だと
部品の納入ストップ、サーバーの障害、クルマや燃料の
調整難などなど 様々な原因で
皆さん仕事に影響が出ています。
スーパーゼネコンでは、現在 機材・資材と職人を含む
人員を、大量に被災地に送り込む用意を整えているそうです。
代わりに大阪の職人さんたちを関東に
送り込むそうで、逆に関西では仕事はあるが
材と職人が不足する状態になるそうです。
クルマのメーカーでも
ホンダやトヨタが、納期よりも復興に全力を。
と言っています。
ところが、建築の現場では、納期が
大幅に遅れるとかなりの影響が出ます。
建て替えの場合、仮住まいの家賃の問題や
リフォームの場合、今使っているものの撤去後
次のものがいつ入るか解らない。
いつまでも完成しないので、入金が遅れるなどなど。
場合によっては、経営状態に大きな支障がでてくる
工務店やビルダーもあるでしょう。
阪神大震災の時でも、鉄の値段が2倍になってしまったり
セメントが不足したり・・・がありました。
政府が、復興を最優先するために振り分けをコントロールしたようです。
今回も、木材や構造用合板など が復興のため
被災地に優先で送られるため、他の地域では
上記と同じように、不足→値上がり となるようです。
中国から大量の構造用合板が入ってくるという情報もありますが
政府が復興用として指定してるらしく、一般市場に流れることは無いでしょう。
(この合板は、臭いがどうなんだろう?)
いずれにせよ、日本全体に大きな影響が出てきています。
正常な状態に戻るのに、数ヶ月なのか、半年なのか、1年かかるのか・・・
現在、建築中のお客様、建築待ちのご契約済みの
お客様。 何かとご心配とご迷惑をお掛けしますが
ご了承 よろしくお願い致します。
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