初めての淡路島
瀬戸大橋と、しまなみ海道は ちょくちょく走るのですが
いままで、明石海峡大橋を渡ったことが無かったので
ちょっと楽しみでした。
兵庫県側から、島に渡ってすぐ、「淡路夢舞台」 に立ち寄ります。
２０００年にオープンした、ホテル併設の回遊型庭園です。
設計は、「安藤忠雄」氏です。
ＲＣ（鉄筋コンクリート）と ガラス、山の斜面の高低差を生かした
プランニングは、安藤氏らしいデザインかと。
いまから、１５年前の完成とは言いながら、
工事期間は それ以前数年かかり、
設計はもう少し前の筈。
やはり 随所にバブル期の 匂いも感じます。
例えば、かなり広大な 通路部分と階段には
御影石から切り出した １０ｃｍ角の「ピンコロ」を
敷き詰めています。
１㎡あたり、約２２０００円程度の材料費。
この廊下の床部分などの 仕上げとしての
「洗い出し」は １㎡約１２０００円くらい。
そこに、アクセントと 照明用の ３ｍ角くらいの
鉄骨＋ガラスと大きな箱が点在・・・
下の写真の 階段状の部分は 水が流れるのですが
床面には 本物の「ホタテガイの貝殻」が
敷き詰められています。
アップにすると。。。
材料費はともかく、完全手作業で 配置・取付ですから
施工費はかなりのものかと思われます。
他にも広大な、階段状にの花壇 「百段苑」
春先だと色とりどりの花が咲き乱れ
かなり綺麗だそうです。
その横に、「天空の城 ラピュタ」の
ロボット兵が出てきそうな この蔦の絡まるタワー。
内部はエレベーターがあります。
他にも ガラスとコンクリートの建物が
植木職人にきっちり手を入れられた
アーティスチックな樹木を巻き込みながら
いい雰囲気を出しています。
蝶ネクタイをしていた このウサギ風な カイズカ。
あ・ちなみに 写真にある階段もピンコロを使っていますが
縦長の奴は、１ケ ４５０円程度します。
かける その数を考えると・・・・。
石をつかった オブジェも多数展示されています。
この様に 人面が沢山あると
おっさん世代は 「仮面ライダー アマゾン」 の 「人面鬼」を
連想してしまいます
人面鬼ってコレです。↓
とまあ、お初にお邪魔した 淡路島ですが、
こういった巨大な 箱モノや、公共の建物・施設を
見ると どうしても 住宅とはケタ違いの予算配分を
感じて 金額的なものを考えて ため息をついてしまう
物悲しい サガを感じてしまいます。
それ程 お金を生みそうもない施設（ウェスティンホテルがありますが）
なのに、その建設費や維持管理費を気にしてしまうので
いち観光客として楽し無ことが出来なくなっています。。。
それでも、アクセスの良さ、海と山に囲まれた環境の良さ、
見晴らしの良さなど 気持ちいいシーズンや
これからの夏休みに 訪れると良いんじゃないかと思います。
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