DIYタイルアート
この度、自宅でタイルアートに挑戦しました。
材料は、実はインテリアコーディネーターの田淵が処分しようとしていたサンプルのタイルです。
一つ一つが奇麗なので物が捨てられない私は勿体なくて目的もなく貰っておいたのですが、こんな風に使う時が来るとは。
一つ一つ見ると「〇〇様邸のキッチンの背面のタイルだな」「□□様邸のウィンターガーデンに貼ってあったな」と、完成済の皆さんのお宅が沢山頭に浮かんできます。
さて、今回、わが子と友達の2名様向けのタイルアート体験会の準備です。
タイルを入れる木枠を作ります。
底板はベニヤ、額縁は、上の写真を見ると分かりますが、ピノアースの廻り縁の切れ端。
これも事務所の隣のセミナー室から出た処分品を取っておきました。全部廃材です(笑)
それからホームセンターのDIYコーナーで、接着剤とタイルの目地材を購入しておきました。
テーブルに養生をして、道具を並べて、開始です。
まずは、枠の中にタイルを好きに選んで並べてもらいます。
それぞれ個性がありますね~。
ちなみに当社の田淵が見本で取り寄せていたタイルなので、廃材といえど一つ一つは海外の輸入ものなどが多く、実は贅沢な使い方だったりして・・・
位置決めが終わったら、タイル一つ一つを接着剤でボードに接着していきます。
これはさほど難しくありません。
すべて接着したら、ある程度くっつくまで30分ほど待ちます。
ちょっと休憩ですね。
さて、ここからが大変!!
ボウルなどの容器に目地材(白い粉)を入れ、水を入れて溶きます。
それが固まる(30分くらい)前に、ヘラなどですくって、並べたタイルの間にどんどん埋め込んでいきます。
ヘラが無かったので、もう使わないポイントカードを2枚提供しました。
この目地材の水分の調整がなかなか難しかったです。
水を入れすぎてあまりドロドロにするとまずいし、水が少ないと固くて混ざらないし、あまりのんびりしすぎると乾いて固まるし、その場にいる全員が初めてで、一気にあわただしい雰囲気に。
ベテランのタイル職人さんがいてくれたら、お手本の職人技を見せてもらえるかもしれません。
さて、目地が全部埋まったら、次に、バケツの水でぬらして絞ったスポンジを使って、タイルの上の余分な目地材を拭き取っていきます。
これも固まる前に終わらせないといけません。
スポンジで取り切れない細かいところは、布で拭きとります。
ちなみに、タイルの厚さはモノによって4~10mmくらいの違いがあります。
あまり厚さの異なるタイルを並べていると、段差に目地材が斜めに残るので、この段階で苦労します(笑)
この辺りの作業も結構大変でしたが、子供は集中力がありますね~。
楽しいことになると目の色を変えて夢中でやってました。
というわけで、タイルを並べ始めてから、接着剤の待ち時間を入れて2時間半くらいで終了しました。
額縁さえできていれば、切るとか叩くとか窯に入れて焼くとかいう大層な作業がないので、家の中で気楽にできます。
ただ、白い粉まみれにはなりますが・・・
今回は特に意味のない額縁に入れましたが、キチンとした体験ブースなどでは、コースターや手の付いたお盆になるような額で作らせてもらえるようですね。
また色々と挑戦してみたいと思います。
(余談)DIYってDo it Yourself の略だったんですね・・・
オシャレ❣️
フレームは、ペイントすれば
また、ひと味違う雰囲気になりますよ。
ありがとうございます!!
フレームですね。とりあえず目地材の白が付いても構わない白枠でやってみました(笑)
濃いフレームも挑戦してみたいと思います。