屋根瓦工事と板金
屋根瓦を葺いていきます。
三州の釉薬瓦です。
このような大きな波を打った形でも
カテゴリー的には「洋風瓦」となります。
数枚の束になったものを、屋根全体にまんべんなく
巻く場って、建物に荷重をかけて落ち着かせます。
本当に若干ですが、建物構造躯体が沈むので、
そこで 仮止めしていた帯金物などを固定してしまいます。
綺麗に揃って光が反射するのが分かります。
斜めに歪んでいたり、光の反射が
ズレているのは、作業のクオリティが低い証拠と言われてしまいます。
「棟瓦(むねがわら)」を施工する前に
棟換気の装置がセットされています。
ケラバ瓦(切妻屋根の両端に来る瓦)の下には
隠れて見えなくなりますが ステンレス板金で作った
隠し樋があります。
ケラバ瓦から回り込んだり、水平方向に横滑りして来た
雨をこれで受け止めて、雨樋に流し込みます。
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