気密測定の目的は?
当社では、現場発泡ウレタン断熱施工の
完了後、気密測定を行っております。
測定をお願いしているのは、断熱工事と
同じマルフジフォーム工業さんです。
大きなファンのついた送風機を
窓に取り付け、室内の空気を吐き出します。
外から見たらこんな感じ。
ファンの近くに立つと、結構な風量です。
気密測定を行う目的は、家全体の隙間の量が
当社の規定以内であることの確認と、
もう一つ、家の外周面に、欠陥になるような
大穴がないことの確認です。
数値競争よりもその方がよほど重要です。
測定器の数値を見ると、既に隙間の量も規定内で、
大穴が空いているような状況も見られません。
すでに50Pa以上になり、日常の生活では
かからないほど大きな空気圧になっています。
その状態にして、念には念を、と、
家の中を一通り調べて回ります。
ウレタンで覆われている個所より、
木と木の間が空気が漏れやすいところです。
監督の浜田が、空気が入っている
場所を見つけて、ふさいでいました。
数値も安定しているので、終始無難な感じで
測定を終えました。
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