真夏の吹付と気密測定。

電気配線完了後、すぐに断熱工事に入ります。

構造体に湿気があると、ウレタンの接着・定着が悪くなるので

雨降り直後には中止する場合もあります。

おなじみ、断熱施工では多くのノウハウと情熱を持つ

マルフジフォーム工業さんの登場です。

夏場は本当に過酷な作業となる、吹き付け作業。

開口部を目張りして、送風機は使用不可。

防塵マスクとタイベックスーツ、ゴーグルと言った いで立ちで、

約200㎡~300㎡分を吹きます。

このような、各スリーブやコンセント類、それらに繋がるCD管や

電線の周囲も、断熱欠損が無いように。既定の厚み以上になるように

吹き付けのには熟練の技術が必要です。

コスミック・ガーデンでは、30倍発砲の硬質ウレタンを使用するため

尚更です。

コスミック・ガーデンでは、小屋裏の利用をするしないに関係なく

屋根裏の形状に沿って、ウレタンを吹きつけます。

様々な構造材が吹付の邪魔をする形になってしまいますが

それでも マルフジフォーム工業の職人さんたちは

丁寧に、均等に吹いてくれます。

断熱工事後は、同じくマルフジフォーム工業さんによる

「気密測定」を行います。

最近は特に数値的な成績がレベルの高い所で安定しています。

ただし、「0.01」~「0.05」程度の結果の差は

実際の生活で体感することも、光熱費に影響することもありません。

一時の軽自動車の燃費競争の様な 数字だけを追いかけることに

コストと手間をかけすぎるのも、自己満足だけで特にメリットのない

コスパの悪さが際立つ結果につながることもあるので

施主さんも、建築する業界側も注意が必要かと思います。

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