床暖房なくても冷えない足元
冬に暖房してもなぜ足元が冷たいのでしょう。
その原因は2つ考えられます。
1つは床面の断熱性能が低いことです。
床面の断熱性能が低いと、そこから熱が逃げていき結果として床面の温度は低下します。
もう1つの原因は住宅の気密性能が低いことです。
隙間が多いと、暖房時に暖まった空気は上昇し上部の隙間から流出します。
そして、外部に逃げた空気の量だけ冷えた外気が隙間から流入します。
冷えた外気は重いので室内の床面に滞留します。
その結果として床が冷たくなります。
床暖房が無くても足元を冷えないようにするには、前述の2つの原因を解消することです。
実際の解消方法は、住宅を高断熱化し高気密化することです。
岡山県南での高断熱化の目標 ⇒ UA値 = 0.46 W/m2・K
岡山県南での高気密化の目標 ⇒ C値 = 0.5 cm2/m2 以下
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