埋まる前の浄化槽

2007/11/21

 今日は地面の下に埋まる前の浄化槽を 見て頂こうと思います。 

 

  これは、一般住宅用ではないもので、14人槽という、

 ちょっと大き目の浄化槽本体です。   大体軽四自動車

 一台分くらいの長さがあります。  巾は1メートルちょっとですけどね。

 この本体とは別にもう一つ、蓋一つついたものがセットとなります。

 

 そばに置いたバケツでサイズがお分かり頂けると思いますが、

 結構な大きさです。

 

 よく、一般住宅の浄化槽のサイズというか、容量を決めるのに、

 「うちは4人家族だから7人槽なんて要らないよ。」

 と言われちゃうのですが、これは建物の床面積で何人槽かは

 決まっちゃいます。

 ただし、特殊建築物に関しては床面積ではなく、

 定員、収容人数など他の要素をもとに計算します。

 

 今でこそ、トイレも生活雑排水も一緒に処理する「合併浄化槽」が

 当たり前になっていますが、10数年前には、トイレのみ処理する

 「単独浄化槽」がかなりの数を占めていました。

 台所から流れたご飯粒や洗剤、お風呂からのシャンプーの泡などが

 新築住宅からそのまま、河川に放流されていました。

 今では信じられませんよね。

 浄化槽も公共下水道も河川や海を守る為に必要のものなのです。

 (ただ、過疎の地域でお年寄りが少数しか暮らしていないのに、

 下水を引く公共工事をして、1世帯あたりにものすごい負担金を

 請求するのはどうかとおもいますよ・・・・各市町村のお役人さま。・・・とその町

 選出の議員さんたち。)

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