埋まる前の浄化槽
今日は地面の下に埋まる前の浄化槽を 見て頂こうと思います。
これは、一般住宅用ではないもので、14人槽という、
ちょっと大き目の浄化槽本体です。 大体軽四自動車
一台分くらいの長さがあります。 巾は1メートルちょっとですけどね。
この本体とは別にもう一つ、蓋一つついたものがセットとなります。
そばに置いたバケツでサイズがお分かり頂けると思いますが、
結構な大きさです。
よく、一般住宅の浄化槽のサイズというか、容量を決めるのに、
「うちは4人家族だから7人槽なんて要らないよ。」
と言われちゃうのですが、これは建物の床面積で何人槽かは
決まっちゃいます。
ただし、特殊建築物に関しては床面積ではなく、
定員、収容人数など他の要素をもとに計算します。
今でこそ、トイレも生活雑排水も一緒に処理する「合併浄化槽」が
当たり前になっていますが、10数年前には、トイレのみ処理する
「単独浄化槽」がかなりの数を占めていました。
台所から流れたご飯粒や洗剤、お風呂からのシャンプーの泡などが
新築住宅からそのまま、河川に放流されていました。
今では信じられませんよね。
浄化槽も公共下水道も河川や海を守る為に必要のものなのです。
(ただ、過疎の地域でお年寄りが少数しか暮らしていないのに、
下水を引く公共工事をして、1世帯あたりにものすごい負担金を
請求するのはどうかとおもいますよ・・・・各市町村のお役人さま。・・・とその町
選出の議員さんたち。)
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