あの番組が最終回

2016/11/25
 

今月27日の放送を持って あの有名な番組

「大改造!!劇的ビフォーアフター」最終回を迎えます。

 

現在 「シーズンⅡ」 として放送されている同番組。

一般の皆さんに 「リフォーム」 することを広く認知させることが

できた人気番組でした。

 

「匠(たくみ)」 という言葉も随分一般的になったモノです。

 

今回 最終回を迎える理由として

局側は 東日本大震災の復興工事などにより、人材不足が深刻で

工事の進行が放送スケジュールに間に合わない。と言うことのようです。

 

確かに 復興は近畿圏だけでなくコチラ西日本にも 影響は有りますし、今は

熊本や鳥取地震の復興の影響が出ているようです。

 

東日本、特に関東圏では オリンピックの影響の含めて

深刻な状況のようです。

 

 

・・・ しかし、裏側では 番組製作上の問題が

かなり以前から 指摘されており リフォームした家主(施主)からの裁判。

 

また 最近では 追加工事の金額について 工事を実施した

工務店からも TV局(製作会社含む)が 裁判を起こされているようです。

 

 

詳しく中身を知っている訳ではないので どちらに「非」が有るのかは

結論付けられませんが、

無償で設計管理をする「匠」と

呼ばれ、何とか目立つ ウケる「作品」を残そうとする

依頼主の意向無視する 設計士。(ここが施主側にとっていい迷惑)

 

極力 打ち合わせを少なくし、(中には2回しか実施していない案件も有)

完成時に仕上がりを見て

驚く(時には涙を流すことも)施主の姿を インパクト大 として

演出する製作側。

 

ウケるつもりか、高齢者のことを無視した 造作。

 

元々の 不便を解消できないまま デザインだけでうやむやにした案件。

 

 

工事前より、建物強度・耐震性・断熱性が落ちてしまっているのが

明らかな施工方法。 (観ていて おいおい・・・ 冷や汗ものという

事もあります。)

 

番組内で出る工事費用も 決して安くない数字が並びますが

それでも 設計管理費・諸経費などなど

多くの費用が 無きモノにされ、あれだけの工事が

そのくらいで出来るのか・・・・。と視聴者に勘違いさせる

テロップ。

 

リフォーム専門や、在来木造を得意とする

工務店の方々と話しても

「あの番組のお蔭でリフォーム工事希望者は増えたものの

安く出来ると思われて かえって迷惑。」

という言葉もよく聞きました。

 

 

まあ、結局は視聴率至上主義の番組制作側

TVに出てインパクトさえ残せば 新規客の獲得が出来る と思う

造り手側に 多くの問題が有ったように 思います。

 

 

 

事実。

 

番組で有名になった 「匠」 たちは 依頼殺到で行列状態。

設計管理費(設計士の取り分)も跳ね上がったとの事。

放送後の天狗っぷりが凄い という情報もあり。

 

 

ただの バラエティー(娯楽)番組 としてだけなら

特に害はないのでしょうが、やはり家族が生活する場ですから

「ウケる・ウケない」 で 工事されては たまったモノでは

有りませんし、工事費は依頼主が支払っている訳です。

 

 

TV番組だけでなく、「メディア」 と呼ばれる世界の

モノには 必ず 見せられない 「裏」 が有るものとして視聴ください。

 

コスミック・ガーデンのラジオ放送でも

公共の電波だから、局の大人の事情もあって

言えない事柄も有ります。

 

その裏側を ぜひ知りたい。

自分は そんなことで 損したくない。 と思われる方は

是非 一度 弊社に来ていただいて

お話しさせて頂ければと思います。

 

今後は 不定期放送(特番)としての放送を考えているという

「ビフォーアフター」ですが その時はまた違った目線で

ご覧になると 面白いかも知れませんね。

 

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