今年も業界内で倒産が・・・。

2010/03/09

今年に入ってから、「フィアスホーム」 FCブランドを

岡山県で展開していた「備北開発」さんが倒産しました。

約2億4000万円の負債総額だそうです。

 

また「ユニバーサルホーム」 FCブランドを県北で

展開していた 「ベースコーポレーション」さんも同様でした。

津山と米子で同ブランドを展開していましたが

ここんところの不況で受注が大幅減となったようです。

 

上記2社はともに、全国展開中の FC(フランチャイズ)で

実際よりも企業イメージを優良に大きく見せる

効果があります。

加入金や1棟当たり、もしくは月々の費用も

結構高いと聞きます。

 

FCが全て悪いなどとは思いませんが、

他人が作ったブランドと、技術に頼りきった

ままだとこの先の見通しはあまり良くないのでは

無いでしょうか。

コンビニやファーストフード業界と

住宅業界は別物ですから。

FC本体だけが、しっかり儲ける仕組みになっている

システムも多く見かけられます。

 

 

さて、次はシステムキッチンメーカーの

「ミカド」さんです。

こちらも民事再生法を適用し、再建を図っていましたが

破産手続きに移行しました。

工務店やハウスメーカーだけでなく

設備メーカーや部材メーカーにも

大きな転換や経営危機は迫って来ています。

 

生き残るのは、今までやってきた、残してきた

仕事の確かさと質。

高い技術力と「数」を追わない着実な路線。

 

急拡大や急成長は、非常に危険な

要素を含んでいます。

 

今月末の決算期を前に、やばい状態で

姿を消してしまう工務店・ビルダーが

増えないことを祈るだけです。

ちなみに、弊社は5月末が決算なので

今月もいつもどおりマイペースです。

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