体験してきました。

2010/05/17

トステムさんの

新商品説明のミニイベントで

高齢者の方や

体に障がいを持つ方が

どの様な不自由さがあるかを

体感することが出来る場を用意してくれていたので

私自身が 試してみました。

 

介護の業界で、仕様されているモノで

ひじや膝が曲がらない、

自力で足を持ち上げにくい、

極端な視力の低下状態(白内障など)を

簡易的に再現するグッズ(?)を

装着。

その上で、使いやすいお風呂かどうか?

手すりの数や長さ、浴槽の高さや腰を

かける位置など

高齢者の方の使い勝手が非常によくわかりました。

 

ベストやレッグウォーマー(?)、それぞれに、砂の入ったオモリが何個も

仕込まれていて、結構な重さです。 

(ピッコロのターバンか、大リーグ養成ギブスか って位) 

 

膝が曲がらないだけで

どれほど入浴しづらいか・・・。

 

掛けているゴーグルも 極端に視界が悪く

全体にぼやけた上に、白っぽく見えます。

手すりを4面に設置し、普段はたたんでいる

腰掛を出して、ゆっくり方向を変えて

湯船につかる・・・。 使いやすいのですが

体力は消耗です。

 

コレを体験した後、一般的なユニットバスへ移動。

じいさんのように 歩くのに 「杖」 が必要なくらいです。

 

トステムの「滝本氏」や「岡本氏」がフォローして

下さったので、たどり着けましたが

一人だと、かなり不安です。

 

最近流行の、シンプルモダン系に似合いそうな

白黒モノトーンのユニットバス。

あのゴーグルを掛けた状態では、

どこまでが壁なのか

浴槽はどこからなのかさっぱり判断できません。

 

お年寄りが、自分の足元を

確認しながら、探るようにして

歩く気持ちがよくわかります。

 

一通り、2種類のバスを体感した後は

汗ダクでした。 入浴することがこんなにも

恐怖心を抱くなんて・・・。

初めての経験に 驚いたり感心したり・・・。

 

このような体験は、大手ハウスメーカーSハウスさんの

新入社員研修でも やるそうです。 (それも自社施設内で。)

 

我々工務店も これらのノウハウを

多く持ち、様々な状況に対応可能となる必要が

あると思います。

みんな、今より若くなることはないのですから。

 

少しの時間でしたが、このような体験を

させてくださった、トステムさんに

感謝です。

 

・・・設備モノのダークなカラーは

高齢者や目の不自由な方に

とってどれほど扱いにくいものか・・・。

 

「カッコ」や「オシャレ」 だけで選択すると

将来困るかも・・・。

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