始まります。

2016/10/17
 

解体工事用の足場を組み始めた我が家。

残っているモノは全て 撤去ということなので

家具も、設備品も 無くなります。

 

ガラス戸やふすまなどの建具が全て外され

畳も上げられています。

 

この間まで 生活していた住宅ですが

この状態になると なぜか一気に 「古家」 のかび臭いような

土臭いような匂いがしてくるのが 不思議です。

 

・・・まるで、田舎の古い納屋に入った時のような。。。

 

 

 

 

子供のころから有った、「ナショナル」製 キッチン。

天板が1枚で、コンロや水栓が組込まれた 「システムキッチン」 ではなく

シンク台 ・ レンジ台 ・ 調理台 などとバラバラになる 仕様です。

 

木製扉にメラミン貼りですので、非常に汚れていますが

壊れたりは無かったものです。

 

 

ただ、給湯システムや、カラン(蛇口)は 数回交換しており

消耗品の一種なんだなと感じます。

 

 

 

2階のミニキッチンは、今から約17年前に 設置されたもので

わけあって、「大和ハウス」 のアパート用といった モノでした。

 

 

もともと キッチンなど設置するつもりが無かった所へ

取り付けたので 給水・給湯・排水管も

少々無理がありました。

 

これでも、何度か修理や カラン交換もしてあります。

 

最後のころは、シンクの排水接続部分から

カニの様に 泡がぶくぶく湧く始末。

 

結局 手を付けることなく今の状況を迎えました。

 

 

普段、私がお客様に 手入が楽で

素材として長持ちして、値段よりも耐久性や

交換のしやすさ(=維持管理コストを抑える)に

重点を置いたお話しをすることが多いのは

こういった 自身の経験によるものです。

 

安く建てたり、リフォームしても

その後 何かと修繕・補修にコストがかかり続けると

金銭的には勿論、精神衛生上も良くありませんし、

多少 不具合を放置したりすることで

関係する範囲が広がるというデメリットも生んでしまいます。

 

「何でもいいや。。。」 といってると

こんな目に合いますよ。

 

せっかくの財産が 負債にならないように。

 

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