最近 珍しいもの

2010/01/09

以前は、毎年正月になると、派手なデコレーションや

国旗をX型に組んで おめでたさ全開で

走り抜けるクルマを見かけたものですが

ここ数年、岡山ではすっかり見かけなくなりました。

 

街中だけでなく、ちょっと外れの田舎へ

行っても中々お目にかかれません。

 

それに伴ってなのか、

クルマのフロントグリルなどに

取り付ける 「お飾り」 もすっかり見なくなりました。

 

私が19・20歳の頃は

大晦日には、必ずお飾りを

クルマに取り付けていたものですがし

周りのクルマもみんなそうでした。

 

現在は、若者だけでなく、年配の方々も

付けないようです。

 

近代のクルマのデザイン的なものを

考えると、フラッシュサ-フェス化(空気抵抗を

考慮したツルンとした、凸凹のないデザイン)が進み

お飾り自体の装着場所が見出しにくい。

といった問題が有るのかもしれませんが。

 

この年末年始、街を走っていても

ほんの数台しか目撃していない

「お飾り装着車」が

なんと我が社の駐車場に・・・。

 

トヨタ カムリ 2.4G  設計の中山さんの愛車です。

 

いろんな意味で、最新のデザインの部類に

入るこの車に「お飾り」は個人的に

ちょっと衝撃でした。

 

聞くと、中山家では 息子さんたちの

クルマにもしっかりお飾りは

付いているそうです。

 

昔は、「家」 と同じくらい大切にされ

一年の無事故を祈願し

装着されていたと思います。

 

良し悪しは別としても

日本人らしい、一種の伝統が

年々失われていってるような

気がします。

 

・・・そうかと言って、自分の車に

来年の正月に付けるかと言われると・・・・?

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

*

CAPTCHA