窓開ける?微妙な中間期

2016/06/04
最近は、晴れると昼間は暑いけど、気温はあまりあがらず、

夜になると寒いくらい・・・という、微妙な中間期ですね。

 

北極からの寒気の影響も大きいようですが、

こんな時期、高気密高断熱の家はどうすればいいの?

というご質問もいただきます。

 

まず単純なのは、

「窓開けちゃって気持ちいいときは開けてください」

ってことです。

ただし、P.M 2.5が気にならなければですが・・・

 

ちなみに、我が家は涼しいときは外気を入れて家の中を

冷ましています。ちょっと外気が汚れているのは気になりますが、

そうは言っても涼しいのは気持ちいいので・・・

 

特に昼間に日射が入ると少し室温が上がります。この後、夕方から

夜にかけて、また早朝の涼しい外気を沢山家の中に入れると、

かなり建物を冷ますことができます。(防犯にはご注意下さい)

 

特に、天窓や小屋裏の窓がある場合は、そこと1階の窓を

あけると、上下の温度差による空気の動きによりスムーズに

建物内の空気を入れ替えることが出来ます。

※断熱・気密性能が低い家は、半ば強制的にこのような状況が

起こるので、今の時期は明け方に家の中が寒いくらい温度が

下がってしまいます。

 

ところで雨の日のように湿度が多いときはこの方法はできません。

家の中を冷まそうと外気を入れても、湿気が一緒に入ると

家の中の湿度が上がり、不快になってしまうためです。

ということは、梅雨までの涼しくて湿度も低い短期間だけ

使える方法ということになります。

 

またくどいですがフィルタリングできないので黄砂もホコリも入ります。

外気は汚れててヤダ!!という場合は、窓は全部閉めて

潔くエアコンをお使い頂ければ、快適かと思います。

(必要な量の換気は継続してくださいね)

 

「高気密住宅は、建物が密閉されるので、蒸れる・息苦しい」

などと今だに言われることがあるそうですが、

気密性能が低いのは「閉めたはずなのに閉まっていない」ことであり、

気密性能が高いのは「閉めたいときに意図している通り閉められること」です。

 

高気密住宅でも、開けたいときに開けられるのは当たり前です。

全部FIX窓にすると開けられませんが(笑)、換気もできていますので

蒸れたり息苦しくなることはありません。

 

 

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