防災の日

2013/08/31
9月1日は防災の日!!ですね。

 

と言っても、近年は、年中何らかの災害に

見舞われているような気も致しますが・・・

 

(岡山市以外の方には申し訳ありませんが)

今月の岡山市民報、ご覧になられましたでしょうか。

 

 

岡山市の市役所や図書館などで無料配布されている、こんな冊子です。

岡山市の全世帯にも、配布されています。

 

いつもは、市政に関することや、イベントや健康診断等、

市民向けの情報が掲載されている、本の形をしているのですが・・・

今回は、何か形が違います。

 

パラパラっと広がったかと思うと、

岡山市の津波ハザードマップと洪水・土砂災害ハザードマップになりました。

 

 

 

津波ハザードマップは、新聞などでもう何度も見た、という方も

多いと思いますが・・・

やはり海岸から2号線バイパス付近までを中心に、1~3m程度の津波被害が

想定されています。大きい河川は、海から離れた上流でも、被害想定があります。

東日本大震災でもありましたが、津波が川をさかのぼる現象の想定でしょうか。

 

今回の南海トラフ巨大地震の想定では、児島湖締切堤防への津波到達時間は、

概ね2時間50分とのこと。冷静な判断と迅速な行動が必要ですね。

 

もう一つの洪水・土砂災害ハザードマップはあまり目にしたことがありませんでしたが・・・

場所によって想定が異なるとのことですが、例えば旭川では150年に一度の大雨

(48時間で257ミリ)を想定した場合の被害です。

河川の堤防が決壊したり、低い土地に浸水被害があるということですが、

最近の豪雨を考えると、こちらも起こらないとは言えないものですね。

 

山肌の傾斜のある場所なども、土砂災害が想定されています。

最近は、他県の例をニュースで見ることもあるので、現実味のある話ですね・・・

 

これらのマップは、ネットでも詳細が見られるとのことです。

こちらのページ(岡山市地図情報)

全県版はこちら → おかやま全県統合版GIS 広島県防災Web

 

 

ハザードマップ裏には、マップの読み方、災害時の対処方法など、

読んでおくと役に立つ情報が掲載されています。

 

 

読むと、少ないスペースに、参考になる情報が詰め込まれており、

一読の価値ありかと思います。

 

家庭用の45リットルのゴミ袋で作れる土嚢(水嚢)の作りかたが

載っていたり、地震速報を受けた時のあわてない行動の例が載っていたり。

 

一つ、目についたのは、「避難」においては、冷静に、総合的に、「自分で判断しましょう」

という内容でした。

 

避難所に逃げるのか、自宅の2階に留まるのか、車で移動できるのか・・・等、

避難の方法や避難場所、移動手段などは、何が起こって、今どのような状況なのか、

これからどうなるのかなど、手に入る情報と、リスクなどから総合的に判断しな

ければなりません。

 

また、家族が別々の場所にいるときには、災害時にどうするのか、どこに向かうのか、

どうやってお互いの状況を知らせるかなど、事前に話し合っておくに越したことは

ありません。

 

携帯電話の災害用伝言サービスなども、防災の日に合わせて、テスト体験できるように

なっているようです。→ ドコモ ・ AU(KDDI) ・ ソフトバンク ・ 総務省のまとめページ

防災週間(8月30日~9月5日)は、どのキャリアもテスト利用できるようです。

「災害用伝言サービス」は、携帯電話の4キャリア間でも共用できるなど、

特徴もあるようですので、一度お試しで使ってみてはいかがでしょうか。

スマホに乗り換えて操作方法が分からない方も、この機会にご確認ください。

 

 

いつもの通り、長くなりました。

最後に、防災マップの裏に載っていた、過去の震災の歴史年表を掲載いたします。

皆様、日頃ご多忙かと思いますが、ふと時間ができて、テレビでもつけようか、

ネットでも見ようかというときに、このようなことを考えてみるのも

有意義ではないでしょうか。

 

私も楽観バイアスと相談しながら、災害に備えたいと思います。

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