やっと現実的になった・・・

2011/09/20

やっと現実的な、内容と価格になってきた

「新型エネファーム」 が来月から

販売になるという情報が入ってきました。

 

 

従来の「エネファーム」と何が違うのかと言うと、

貯湯タンクの大きさと、それに関する性能です。

 

 

ご存知のようにエネファームは、

ガスを利用した発電を行い、それに伴う

発熱でお湯を沸かして貯めるという設備機器です。

 

 

従来のものは、貯湯タンクが90リッターもあり

家族が6~7人くらい居て、お湯をどんどん使えば

発電もどんどんしてくれてありがたいのですが、

夏場などお湯をそれほど使用しない季節だと

電力会社から購入する電気が多くなり

ありがたみが減少してしまいます。

 

 

新型はこの貯湯タンクが、20リッターになり

 且つ、お湯の「熱のみ」を捨てることができるため

発電をしっかり行ってくれます。

 

深夜電力とは関係ないため

昼間のエアコンなどで、電気使用量が多い時に

助けてくれます。

 

また、稼動音も「エコキュート」のように

深夜に動かすこともすくないので

近隣に対する心配も不要です。

 

 

実際のモノのサイズも少しばかりコンパクトになり

設置スペースもそれほど気を遣わなくても良くなりました。

 

 

実際、東日本大震災の被災地の建て替え現場では

「ガス」を採用しているお宅が急上昇らしく

そこで「エネファーム」採用率も非常に高くなってきているそうです。

 

 

ただ、勘違いしてはいけないのは

停電時でも使えると言ったモノではないということ。

 

 

人力によるクランキングなどで、稼動させることは

今現在不可なので、停電すれば

発電もお湯を作ることも出来ません。

 

 

 

電力不足や停電に備えて、ガスにしたのに・・・。

と言われても、困ってしまいます。

 

・・・勿論 最新型ガスコンロも100Vコンセントが

必要なので、停電時使えません。

(一部、機能を制限することで、乾電池で

使用することの出来る機種も有りますが。)

 

 

 

今回の大震災で、各エネルギー業界や

設備メーカーなどが、様々な方式や

システムを研究し、市販化することに

全力投球しています。

 

 

今現在、何が一番いいのか

こたえははっきり出ていませんが

皆さんの生活スタイルや家族構成(人数も含む)、

エネルギーロスや環境への考え方などによって

選択は変わってきます。

勿論、初期投資額も重要ですよね。。。。

 

 

 

原発不要論が高まる今、ここぞとばかり

巻き返しを図るガス(プロパンも)業界。

 

 

住宅メーカーや工務店が

大して考えないまま、仕切値のみで判断した

仕様に流れないように、今後の情報や

業界の流れを見極めて 最終決定をしてください。

 

 

新型エネファームに関する情報はこちら↓

 

http://www.noe.jx-group.co.jp/lande/product/fuelcell/

コメント

コメントする

コメントは日本語で入力してください。(スパム対策)

*

CAPTCHA