エネ情勢と家づくり
うんざりします。。。。
セルフのスタンドでも この有様。
写真は先月下旬のモノなので
今はこれ以上な所も有ります。
今から48年前の 1966年(昭和41年)と比較すると
現在のガソリン価格は約4倍近くになります。
↓
http://www.stat.go.jp/data/kouri/doukou/pdf/7301_13.pdf
原油価格の推移はコチラ↓
http://ecodb.net/exec/trans_image.php?type=PCP&g=oil&ym=Y&cr=
原油も 多少の上下をしながらも
ここ最近の高値ははじめてな感じです。
ガソリン価格が上がっても、原油卸価格が
上がっただけなので、スタンドの儲けには
なりません。
逆に自動車離れや、電気自動車、ハイブリッドカーが
浸透し、月に一回くらいしか給油しないという方も多いそうです。
なので、GS(ガソリンスタンド)が
どんどん無くなり、田舎の方だと
ほんとに気を付けないと、
ガス欠の恐怖を味わう事になりかねません。
高速道路上のGSも
閉鎖されたところが多く、事前によく
下調べをしたり、インターに入る前に
満タンにしておくべきです。
さて、ガソリンだけでなく
電気料金もどんどん上がっています。
一般家庭でも、使用する家電製品の数は
増える一方なので、支払う電気代が高くなってくるのは
仕方ないとしても、1kw当たりの単価が上がっていますので
数年前と同じような使い方をしていても
支払う金額は上がっている筈です。
電気代が上がってる話し↓
http://enechange.jp/articles/electricity_charges_changeshift/
光熱費の単価は上昇し続けていても
皆さんの収入は そんなに右肩上がりで
上昇し続けていませんよね・・・・
むしろ・・・な感じかもしれませんが。
今後原発が再稼働しなかったり、
太陽光発電買い取りの負担額が増えて
関係ない一般家庭の料金に割り振り負担額が
載せられていくと 光熱費はもっと上昇していきます。
各人がやれる、節電、省エネにも限界があります。
そうなると、先ずこれから家を建てる人は
高気密高断熱の省エネ住宅は必須です。
しかも、「セールストーク」や「看板」だけでない
本物の省エネ住宅です。
リフォームも、中途半端な
「設備周りだけきれいでしょ」リフォームではなく、
(業者はこれが一番喜ぶ=簡単、手離れよし、高金額)
省エネリフォームが、今後の方向になるのは
確実です。
※ただし、断熱リフォームはノウハウが必要。
テキトーな処理をすると、建物の寿命を一気に縮めます。
性能の高い低い、有り・なしで
光熱費換算で、住宅ローンのかなりの割合を
肩代わりすることが可能です。
(発電売買とは別の意味で)
ガソリン価格が上がれば、ハイブリッドカーや
コンパクトカー、電気自動車を考えるのと
同じように、省エネ性能を高いレベルで
まずは確保しておき、それからデザインや
間取り、収納・設備などを充実させていけば
良いのです。
順序が逆になった 考え方の家づくりを
スタートさせてしまうと 必ず後悔しますよ。
低価格で・とりあえず家を。。。
で、進めるくらいなら、余計な負債を抱えるだけに
なりかねないので、家づくり計画はストップした方が
良いのでは。。。と考えます。
コメント