カレラ2
恒例のオイル交換で倉敷の某自動車工場さんに
お邪魔した時のこと。
車検を終えて、納車を待つ 「ポルシェ911 カレラ2」 を
発見。
90年代初頭のモデルで
RR(リアエンジン・リア駆動)のカレラ2と
リアエンジンながら4輪駆動の カレラ4と
ありました。
きれいなボディは、オーナーさんの
愛情の深さを感じさせます。
このポルシェは、普段から街乗りで
移動の足として利用され、走行距離は
なんと15万キロオーバー。
私のマークⅡより少し少ないだけ!
それでも、本皮シートやステアリングなど
内装もとてもきれいで、しっかりとしたメンテナンスと
それなりのコストをきちんとかけているんだろうなと
思いました。
今回は、ダイナモ(発電機)の修理もあったようです。
このエンジンルームの手前中心に見える
丸いプロペラのような部分の奥にあるダイナモを分解修理したそうです。
なんせ、プラグ交換(ツインプラグのため12本ある)の
ためだけにエンジンを下ろさなければならないほど
大変な作業を強いるクルマです。
後々の作業手間など最初から考慮していない
(ドイツ人は壊れない車を作っているという意識?)ので
ちょっとしたことでかなりの工賃・部品代を
必要とします。
・・・本当のお金持ちでないと維持できません。
今から約20年前、R32 スカイラインGT-R が出たときに
超長期ローンを組んで、毎日カップラーメンだけの
生活をしながら、愛車を所有していた若者が
全国に居たのですが、このクルマは
そういった程度の努力では、所有する資格は
無いのかもしれません・・・。
オイル交換ひとつとっても、
一般的な乗用車は4~5リッターほどの
オイル量でいいのですが、このクルマは
約10リッター必要とのコト。
安物オイルではダメだし・・・。 やっぱり
羨望のまなざしで眺めているだけが精一杯なんでしょうね。
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