コスミックは高い?安い?
「高い」と言われることと「安い」と言われることの両方が
あります。
「高い」と言われるのは、あまり家のご説明をしていないうちに
お値段だけ聞かれ、実績ベースで大体の価格をお話した時。
「安い」と言われるのは、仕様を細かくご説明し、他社も
見て、違いが本当に分かったお客様や、同業者の方。
特に、最近他県から住宅会社の方が見学に来られることが
増えましたが、中には延床面積の坪単価80万~90万と、
当社よりも上の価格帯の住宅を販売されている方も見学に
いらっしゃいます。
そういった方が、建築中の構造や完成邸を見学されて、
「この仕様で、坪65~75万は安いですよ」
「もっと高く売れますよ」
と言われます。
確かに、下記を全て実施して、同じ単価でできるかというと
かなり難しいのではないかと思います。
●床・建具とも無垢材を使用
●壁や天井の壁紙には、デザイン性が高く臭いが少ない布・紙製を使用。
(何百種類もの見本からご提案)。ビニールクロスはほとんど使わない。
●外壁は人気の焼きレンガ、耐久性の高い軽量気泡コンクリートと
最上級グレードの期待耐久年数30年の塗装SMASH(スマッシュ)、
親水コート+無機(セラミック)コートの窯業系サイディングより選択
●屋根は耐久性が高く上質な三州瓦
●枠組壁工法でスタッド(柱)の量を1.5倍、補強材も追加して補強し、
過去に5棟を実際に揺らして震度6強でも損傷リスクが少ない判定が出る
建物強度を確認済
●現場発泡硬質ウレタン(30倍発泡)を壁に40mm、屋根に80mm
●床はフェノールフォームを60mm(λ=0.020W/m・k)
●隙間相当面積C値は現在は全棟測定しており、0.3~0.5c㎡/㎡の実績。
40坪前後の住宅を、4kW程度のエアコン2台で全館冷暖房。
●屋根は野地板を2重構造にして通気・遮熱構造とし、真夏の小屋裏は室内と2~3℃差
●窓は両面樹脂サッシペアガラス(YKKAP APW330)
●外部に露出する金属は全てSUS304ステンレスのみを使用
●構造体を包む透湿防水シートは屋根にも使える防水性能を持つドイツ、ドルケン社のデルタベントN
●基礎のアンカーボルトは特注のドブ漬け溶融亜鉛メッキHDZ55(腐食に最も強いグレード)
●基礎はベタ基礎で鉄筋の主筋には異形の直径16mmを使用
●家全体の構造材の外部側には、空からのアメリカカンザイシロアリの対策にホウ酸塩を塗布
●床下の換気には床下換気口を採用(基礎パッキンと比較し含水率が低く通風があると自社で確認)
●外壁の内側に通気層を設け、雨水の侵入へ対策
●天然鉱石のパウダーを全室の壁紙の糊に混合。
岡山県の補助金による実証実験で花粉症の症状が軽減するというアンケート結果や、血液検査も実施。
書いているうちに宣伝のようになってしまいましたが、
上記と同じ仕様と性能の住宅を同じ価格で建てることは
結構難しいのではないかと思います。
高くて品質の低い物は世の中にあふれているかも知れませんが、
品質をある程度確保しようとすると、どうしてもコストがかかります。
その中でコストの低減にも努力している結果、同業者や仕様が
分かる方の目には「性能の割に安い」と映る家になっていると思います。
住宅が高いか安いか判断しかねる方は、上の箇条書きの
ような項目・内容で比較検討してみてはいかがでしょうか。
※当社の延床面積での坪単価65~75万は、上記の箇条書きの
仕様での標準的な建物本体と主要設備を含んだ坪単価です。
屋外給排水と地盤改良、照明・カーテン類は含みません。
陶性外壁ツィーゲルなど記載のない仕様はオプションです。
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