システムバス設置
最初に設置される 住宅設備は システムバスです。
基礎を打つ時点で どこのメーカーのバスを入れるのか
決定していなくてはなりません。(接地面の土間コンの高さの関係で)
メーカーの既製品ではなく
タイル張りなどの現場施工品(在来工法バス。)で工事する場合は
また違ったアプローチになりますが。
デザインでいけばクリナップの「アクリアバス」は高級感もたっぷりで
浴槽のデザインや手摺、常夏シャワーなどなど
至れり尽くせりな印象ですが、価格が・・・・。
TOTOの「サザナ」は 「ホッカラリ床」 や人造大理石浴槽の割に
お買い得な価格設定が魅力です。
オプションで、浴槽残り湯を直接洗濯機に送る機能も
選択可能です。
タカラスタンダードの 「リラクシア」は
ハウスメーカー向けの製品で
一般的にはショールーム展示はしていません。
人造大理石浴槽に変更すると、TOTOサザナより
価格アップになります。
悩んだ末、ちょっとタイル床は冷たく感じますが
高品位ホーローの壁面と、磁器タイルの床という
「無機素材」と ステンレス架台(作業しにくい業者泣かせ)が
決め手になり採用しました。
藤井社長宅のような、鋳物ホーロー浴槽には とても及びませんが
建物本体と同じように 浴槽にも硬質発泡ウレタンを
吹き付けているので、お湯の冷めにくさにも定評があります。
システムバスの天井点検口上部に
TVのブースターや外部からの配線をまとめるエリアを設けています。
この点検口が 非常に頑丈に作られており
大人が(私の体重70キロ後半)ここにぶら下がって
懸垂しても大丈夫。
その隣に見える 開口部は ガス乾燥機用のモノです。
電気のモノは イニシャルコストは安いのですが
ランニングコストが非常に高くつきます。
ガスの場合は カロリーが高いのでそれほどではありませんが
給湯・調理以外に ガス利用部を追加することで
ガス料金の割引のメリットが受けられます。
後は掃除をサボっても、雑で荒い掃除の仕方をしても
気にならないホーロー製品のメンテナンス性を重視して決めました。
設備品のチョイスは好みも含め人それぞれ。
各自 重視するポイントが違うので
タカラスタンダードが絶対と言う訳ではありません。
皆さんも ご自身の考えと 実物に触れた感覚と
各担当者の意見を 鑑みて最終決定して下さいね。
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