プロの道具

2009/03/02

クロスを貼ってくれている

「インテリア山崎」さん。  このブログの職人さんコーナー

でもご紹介したことがありますが、今日は

そのプロたちが使っている道具についてちょっと

気になったことをお話します。

 

道具といっても、その職種によって

大きなものから、小さなものまで(昔のヤンマーディーゼルの

CMを思い出すなあ) そして高価なものから、

殆ど使い捨てのものまで 様々な道具を使用しています。

クロス屋さんの場合、クロスに糊を均一につけていくための

機械(1台がほぼクルマ1500ccクラスと同じ値段!)や

ローラー、刷毛、へら、スポンジ、などが上げられますが

なんといっても仕上がりを左右するのは

皆さんの家庭にも一本や二本はある 「カッターナイフ」です。

彼らはとにかく良く「刃」を折って交換します。

1日に何回・・・1現場で何本・・・1年で何百?何千の 「刃」を

使うのでしょうか?

特に高級なカッターナイフを使っているわけではありませんが

かなりこまめに折っています。

「刃」の厚み、「刃」を入れる角度、先端の鋭利さなど

どれかひとつでも、問題があれば、ジョイントが目立ったり、

切り口がささくれたり、物によっては破れたり・・・。

職人さんは、腰の袋に常に呼びの「刃」を何本もケースごと

入れています。

「刃」を折るという作業のため、一瞬ですが手が止まります。

作業のリズムを崩すことにもなりますし、

当然コスト(経費)もかさんでいきます。

それでも、しょっちゅう「刃」を折ります。

一度、一現場でどれくらいの刃を使うのか聞いてみたいと思います。

職人さんはそれぞれの仕事において、どんな小さな道具にも

拘りがあって、注意をしているんだと思います。

 

また機会があれば、「刃」 の使用量をご報告します。

 

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