ミーレ食洗機の使用後ご報告
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1ヶ月使用してのご報告をさせて頂きます。
☆収容量
我が家はリフォームの為、45㎝の食洗機です。
ちなみにこちら↓はミーレショップにあった60cm幅です。
以前の日本製より深さが20㎝程増えており、容積はほぼ5割増しですが、横から3段で引き出せる分、空間を端から端まで有効活用できています。
家族4人分で使っていますが、休日で三食分の食器を入れるとギリギリという所です。平日の朝・晩の二食分で丁度良いくらいですので、どちらでも選べるのでしたら、ご夫婦+お子様といったご家族でしたら60cm幅がお勧めかと思います。
また、ぺちゃんこのお皿であれば大量に入りますが、深いどんぶりなどはちょっと苦手です。最近は使うお皿がだんだん平たくなっています。
これで、1日分を収容して、深夜電力で2.5時間かけて洗浄します。
☆洗浄力
これは驚きの洗浄力でした。何もかも、とてもきれいになります。
特に驚いたのは、調理器具を入れた時です。
ホーローのヤカンに何年もこびりついていた油の焦げた膜が、2回ほど入れただけでピカピカになりました。
家族が「あれ、ヤカン買い替えた?」と一瞬間違えるくらい綺麗に。
同じく、ステンレス製の鍋の横にも焦げ焦げがこびりついていましたが、3回ほどの洗浄で、すべて落ちてしまいました。
洗剤自体は日本製の時と似たようなものですから、2.5時間熱湯をかけ続けるという洗浄が強力なのでしょうか。(洗剤だけでなくリンスエイドというものも入れますので、その効果も少しあるかも)
★洗いすぎ
洗浄力が強すぎて、ダメージを受けてしまったものがありますのでご紹介します。
これは鍋・フライパン用の汎用蓋です。
油汚れがこびりついていたので入れたところ、塗装まで剥げてしまいました。
どうやらアルミ製の蓋に塗装がされていたようです。
#ミーレ #洗いすぎ
って感じでしょうか。
同じくアルミ製のおろし金です。
コーティングが剥げてしまったのか、白錆びなのか、ボロボロです。
当たり前ではありますが、ベースの部分として、耐久性が高く熱や洗剤で劣化しにくいホーローやステンレス・焼き物などである必要があるようです。
家の外壁の水切り金物や瓦の板金だけでなく、調理器具も18-8ステンレスで統一しないといけない時代ですね。
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ちなみにこの辺りはキチンとマニュアルに記載されています。
プラスチックのコーティングやテフロン加工などもはがれてしまうようです。
ガラスなどもデリケートな薄物は曇る、木製品は接着剤がはがれるなど、洗浄に徹底すると、耐えきれない食器が色々あるようです。
表面のデザインプリントが薄くなってしまった陶器のマグカップもありました。上の写真にも「上絵付の陶器が色褪せることがある」と書かれていますが、そこまで落としてしまうとは・・・陶器でも安モノなどは使わない方が良いかも知れません。
☆光熱費
厳密には確認していませんが、以前の日本製を朝・夜回していたころから比較して、電気代が増えた感じはありません。
1度に使う電気代も水道代も同じくらいということですが、回す回数が1回になり、必ず深夜に回す運用になったので、以前よりやりくりが単純にはなりました。
※1度だけ、寝る前にスイッチを入れるのを忘れたことがありましたが、朝気づいた時の落ち込みようは大変なものでした・・・
★ニオイについて
最後に、デメリットとは言いませんが、ニオイについて少しお話がありまして・・・
○リンスのニオイ
洗剤とは別に「リンス(エイド)」という液体を入れています。
これは、食器などの表面をピカピカにする、という働きがありますが、表面に薄い膜を作るということで、少しニオイが残ります。
無くてもよいがリンスがある方がピカピカになる、ということで入れてみたのですが、家族からニオイが気になるという声が上がり、現在はリンス無しで使っています。
○食器を入れてから夜までのニオイ
これは仕方が無いのですが、朝や昼に入れた食器が、夕食の食器を入れるときに蓋を開けると酸っぱいニオイになってしまっています。
夕食の食器を入れるときは換気扇を強で回して、息を止めて入れたりしています。
いつも通り長文になりましたが、お読みいただきありがとうございました。
前回の記事にも記載の通り、予備洗いが不要になったのは楽ですし、洗い場も食器が重なることが基本的に無いのでスッキリしています。
総合的には、家事にお忙しい方は「買い」だと思います。
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