上棟ストップ

全国的な資材不足と

復興への資源集中（？）　のため

ほとんどの大手ハウスメーカー（タマホーム含む）が

４月以降の上棟工事を全てストップしました。

 

 

上棟から完成までが

４０日~５０日という　メーカーにとっては

次々に部材が搬入されていかないと

途中で現場が止まってしまいます。

 

そうなると、経費ばかりがかかる上

部材が痛むことも考えられます。

 

 

年間数棟から十数棟程度の工務店なら

そんなことをしなくてもいいのですが

年間数百棟～数千棟の大手には

国からの指導も有って、仮設住宅や

復興に一時ウェイトを置くようになったのではと思います。

 

 

構造用合板や、設備機器、外壁材、断熱材が

不足しているのは解るのですが、

水や乾電池などと同じで

買占めによって　電気配線や関連部材

水道管及びその関連部材が

どんどん品不足になっているようです。

 

 

また、値上がりを期待しての買占めも横行しているようで

メーカーや商社も対応に苦慮していて

極端な大口注文や、個別邸名の無い「在庫」扱いの

注文は断っているようです。

 

 

 

今日、あるメーカーから、生産再開の報告がありました。

じきにデリバリー出切るようになると思います。

 

大変な状況ですが、少しづつ立ち直ってきているのを

実感しています。

 

 

モノによっては、長期戦になろうかと思いますが

以外に早い時期に、従来の体制に戻れるのかもしれません。

 

 

いずれにしても、わが身だけを考えた買占めや

不必要な発注が混乱を招きます。

 

このような時期だからこそ、モラルある行動が

必要なんですね。