休日の重労働

2008/07/03

  平日に休みを取った私は、愛車のシートを交換しました。

  マークⅡの運転席シートは、前後・リクライニング・ランバーサポート

  (背中~腰の辺りを背もたれ部分が膨らみます。)が全て電動で

  大変楽チンなのですが、もともと腰痛もちなので、ドイツ「レカロ」社製の

  リクライニングシートに替えたいと思っていました。

  以前乗っていた、90チェイサーにつけていた物で、90も100マークⅡも

  シャシーは基本的に同じはずなのでだめもとで挑戦しました。

  (あらかじめ、ネットなどで確認すればいいんですけどね。)

  先ずは、純正シートの取り外しから・・・。

  運転席のサイドエアバックやシートベルト警告灯などの配線カプラーをはずし

  4本の10ミリボルトを緩めます。

  はずしたシートは電動のモーターやエアバックの装置などが

  ついている為、非常に重く、社外に運び出すのが一苦労。

  シートが無くなり、すっきりした運転席です。

      

 

      

 

   その後、レカロ用のシートレールのベースを取り付けます。

   幸いな事に、思惑通りねじ穴の位置がぴったり合ったので

   そのまま固定しました。

 

     

 

   左右の位置と高さを見ながらシートの付いたレールをベースの上に

   乗せ、10ミリのヘキサゴンボルトで仮に固定します。

   その時気づいたのですが、「ヒューエルリッドオープナー(燃料

   給油口を開けるレバー)」が付いた部品がシートレールの

   ステーと干渉するため、プラスチックパーツの一部を

   小型のグラインダーとルーターで削りながら微調整しました。

   そして、シートの固定。       「完成!」となるところですが、

   ここでまた、大事なことを忘れていたのを思い出しました。

   それは、シートベルトのアンカー(赤いボタンが付いていてベルトをかちっ

   と止めるもの)を取り付け忘れていることを・・・。

   ここまでかなりの重労働だったため、気持ち的にちょっと

   めげそうになりましたが 何とか持ち直して再度やり直すことに。

   そして、ついにほんとに完了!  ただ、1本だけボルトの長さが

   合わなかった為、ホームセンターに走り合うサイズのものを

   後ほど取り付けました。

      

   取り付けにあたって、シートのエアバックは無くなるので、

   配線をカット。    よって、常にエアバックの警告灯が点滅したままに

   なっています。   お店で取り付けを依頼する場合、事故の時

   エアバックが開かないことによる死亡・怪我に関して責任の免除のため

   念書 が必要となります。

   私のように自分で着ける場合、全て自己責任ですけどね。

 

   装着後、かなりヒップポイントが下がり、スポーティになりましたが

   若干乗り降りがきつくなりました。

   長距離走行時の腰痛回避のかわりに

   スマートな乗り降りのための腹筋や背筋を鍛えなければ

   ならないようです。

 

   最近はエアバックをはじめ様々な機能が標準で付く純正シート。

   一部マニア以外は交換することも無いのでしょうが、

   大切にすれば、乗り換えても何台にも使える優れもので

   腰痛にもなりにくくなります。        ・・・結構、高価ですけど。

   個人的にはコストパフォーマンスの高いお買い得品だと思っています。

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