倒産

今週、岡山県内で二つの同業者（建設関係）が

倒産しました。

岡山市西市にある「シンキホーム」と

岡山市藤崎にある「江口建設（昨年４月にゼロコンストラクションに社名

変更）」の２社です。

 

どちらも、私たちと直接、取引などの関係はないのですが

やはり驚きました。

商社や資材メーカーの担当者たちは

有る程度予測していたのか

段階的に取引を縮小していき

被害を少なくしていたようです。

それでも、私のしらないところで銀行以外で

被害を被った個人や職方は大勢居ると思われます。

「シンキホーム」は最盛期の平成１７年１０月期には、当社の

３倍くらいの売上高を計上しています。

全体的な不況と、塩漬け状態の分譲地が

足を引っ張ったようです。

 

もう１社は、有る情報筋によると、ほとんど計画的のようです。

１からのスタートを切る　と新聞１面に大きく広告を

乗せましたが、その時点で現在の下準備は

着々と進んでいたとのコト・・・。

 

個人のお客様や下請けさんが大きな被害を

受けてなければ良いのですが。

 

ここ数年、倒産した同業者の傾向をみると

やはり、公共工事に頼りきった体制や

必要以上の分譲地（売れ残り）の保有、

本業以外に広げすぎた多角化などが目に付きます。

 

幸いにも、コスミック・ガーデンでは

上記に当てはまる項目はありません。

人数も少ないですし・・・。

 

年々厳しくなっていくこの業界ですが、

自分たちよりもまず、お客様や協力業者さんたちの

立場に立って、儲けよりも「いい物」を創っていくスタンスを

崩さなければ、まだまだ頑張り続けていけると

思います。

一時、急成長しても　企業として長続きしなければ

何にもなりませんからね。

 

裏情報では、まだまだ中堅から大手まで

危うい会社が控えているそうです。

これから家づくりを検討される方は

会社の見てくれや、ネームバリューだけに

惑わされないように　慎重に選んでいって下さいね。