地盤調査

2009/04/17

まだ、建物はご契約を頂いていないお客様ですが

取り合えず、地盤調査をしておいて

補強工事の予算をたてて起きましょう。

と言うことで、調査しました。

約2mの金属棒を一定のトルクをかけながら

建物配置予定位置の4隅と中心を測っていきます。

案の定と言うか、予定どおりと言うか

金属棒はどんどん地中に飲み込まれていきます。

何本か継ぎ足しながら、止まった深さは・・・

約18メートル。

地質から推測すると、

造成の土が終るとその下は、以前の畑の土。

その下は、近所を流れる川の関係で砂地。

その下は、粘土質(100年前は海だったため)

これらの数値的データに計画建物の重量や基礎形状を

考慮して保障のできる地盤改良方法と

その数・長さ(深さ)を割り出します。

岡山県南、特に国道2号線より南の一帯で

地盤の強い土地は先ず無いと思います。

佐賀県の一部などでは、岡山よりも

はるかに軟弱な地盤のため、補強のしようが無いらしく

豆腐の上にそっと浮かしたような状態で

建築しているそうです。 (傾いている家も数多いそうですよ)

 

今回の物件では、約18メートルくらいという

結果でしたが、「タイガーパイル工法」のため

まだまだ低予算でしっかり対応できそうです。

タイガーパイル工法→http://www.travers.co.jp/tiger.html

 

とは、言っても最終的な金額が提示されるまで

結構ドキドキですが。

 

地震に強く、しっかりした家を建てるための

第1歩。 きちんとしたデータ取りと、安心できる地盤改良工事を

することが先決です。

 

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