地盤調査
まだ、建物はご契約を頂いていないお客様ですが
取り合えず、地盤調査をしておいて
補強工事の予算をたてて起きましょう。
と言うことで、調査しました。
約2mの金属棒を一定のトルクをかけながら
建物配置予定位置の4隅と中心を測っていきます。
案の定と言うか、予定どおりと言うか
金属棒はどんどん地中に飲み込まれていきます。
何本か継ぎ足しながら、止まった深さは・・・
約18メートル。
地質から推測すると、
造成の土が終るとその下は、以前の畑の土。
その下は、近所を流れる川の関係で砂地。
その下は、粘土質(100年前は海だったため)
これらの数値的データに計画建物の重量や基礎形状を
考慮して保障のできる地盤改良方法と
その数・長さ(深さ)を割り出します。
岡山県南、特に国道2号線より南の一帯で
地盤の強い土地は先ず無いと思います。
佐賀県の一部などでは、岡山よりも
はるかに軟弱な地盤のため、補強のしようが無いらしく
豆腐の上にそっと浮かしたような状態で
建築しているそうです。 (傾いている家も数多いそうですよ)
今回の物件では、約18メートルくらいという
結果でしたが、「タイガーパイル工法」のため
まだまだ低予算でしっかり対応できそうです。
タイガーパイル工法→http://www.travers.co.jp/tiger.html
とは、言っても最終的な金額が提示されるまで
結構ドキドキですが。
地震に強く、しっかりした家を建てるための
第1歩。 きちんとしたデータ取りと、安心できる地盤改良工事を
することが先決です。
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