室外機の破裂事故

2012/10/30
業界の新聞である 「日本住宅新聞」 の記事で

「室外機の破裂事故が毎年発生」

「消費者自身の取り外しは危険」

と言うものがありました。

 

何もないところに、新品を取り付ける際には

事故は起こらないのですが

引っ越しで取り外し作業中。

とか

業者が修理作業中や故障個所確認中。

と言う状況が多いようです。

 

ネットなどでは、費用削減のため

素人である消費者自らの取り外しを勧めるサイトも

存在しているようです。

 

破裂の原因としては、エアコン取り外し時の

冷媒(フロンガス)回収作業中に作業ミスなどが

原因で配管内に空気が入ると異常な温度上昇と

圧縮によって冷凍機油が「発火点」に達して発生する。

と言うことです。

 

エアコンの室外機には高い圧力でヒートポンプや

が動いています。

 

しかし、エアコン以上に(危険なくらいの)高圧力が

掛かっているのが、いまは常識なくらい普及している

「エコキュート」 です。

 

業界としても、警告表示や工事従事者に対する

注意喚起、取り外しにたいする相談体制の整備などなど

今後の対策に力を入れていくそうです。

 

さすがにエコキュートのヒートポンプを

自分で外そうなんて人はいないでしょうが、

エアコンの室外機くらいなら・・・

ネット上にはその手順もアップされてるし・・・

とか、考えないでください。

 

毎年、軽傷ながら負傷者が出ています。

もちろん建物内外にも被害が出ます。

 

消費者自身が作業して、自宅、近隣に被害が出ても

けがした治療費他 誰も一切責任を持ってくれません。

 

全て自費になってしまいます。

作業工賃の何十倍も出費しなくては

いけなくなります。

 

エアコンの移動や新設に伴う

取り外しは、私たちや家電量販店などに

必ずご相談ください。

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