建物様式考察?

2014/10/15
 

前回のフランスの一般住宅の

仕様の一部ご紹介に続いて

観光地ですが、建物の様式や

ディテールで気になったポイントの

一部を書いてみます。

 

 

 

滞在した いとこ宅から、車で30分程度の所にある

城をホテルに使っている建物です。

 

もちろん、レプリカではなく

本物を仕様変更しているようです。

 

 

下の写真は、照明器具です。

日本でも 玄関ポーチ灯などで

人気の高いデザインのモノですが

基本、サイズが大きいのです。

 

この写真では、解り難いのですが

アーチの先端から

ランプの下端まで、約600mm くらいはあります。

 

 

「コイズミ」や「オーデリック」「パナソニック」など

照明機器メーカーさんは

これらをダウンサイジングして、

日本の建物に合うサイズにしてくれたのかなあ。。

と思います。

 

 

新しめの公共施設や 最新オフィスなどの

建物以外は 白熱灯か、蛍光灯が殆どです。

 

LED照明は、日本よりもう少々 遅れている感じですが

その分、点灯時の雰囲気の良さが全然違います。

 

 

 

 

 

 

「ジャンヌダルク教会」近くの街並みに

多く観られる、「木組みの建物」です。

 

「チューダー様式」とも呼ばれる

イギリス式の建物に、フランスの考え方が加わった

建て方の一種です。

 

 

この様に 1階よりもその上階が

せり出してくる 外観が特徴の一つでもあります。

 

 

「筋交(斜めの補強材やバッテンの木材を渡す)」が

ある様式と、縦方向の木材量を増やして

筋交の無いタイプとあります。

 

構造材である柱が、屋内外に露出する

日本で言うところの「真壁(しんかべ)」式と

同じような感じです。

 

土壁が、湿気の吸放出を行います。

地震の少ない ヨーロッパだからこそ

当時の建物が 今も残っているというもので

耐震性はそれほど高いとは言えませんね。。。

 

 

 

フランスをはじめ、ヨーロッパには

多くのお城があります。

「ゴシック様式」の デコラティブな彫刻が

てんこ盛りの城が多いようです。

 

そんなお城の多くに

「ステンドグラス」が多用されています。

 

 

「シャルトルブルー」と呼ばれる、「青」が基本となった

ステンドグラスのデザインです。

 

イギリス式より、絵画的で アンティーク好きの

方々の中でも好みは分かれるようですが。

 

 

赤いガラスを作る為には「金(ゴールド)」が必要なので

真っ赤な「赤」が使われているモノには

高めの値が付いています。

 

 

 

先ほど、ご紹介した木組以外にも

レンガ積、石積みの建物の割合も非常に多く、

漆喰で隙間を埋めたような 石積みの外壁が

沢山ありました。

 

観光地では、夜遅くまで

ライトアップしているところも多いので

この様な、陰影を良い感じに演出しています。

 

 

 

 

 

世界的に今、流行っている 「プロジェクションマッピング」で

動きのあるライトアップで、多くの観光客を楽しませてくれます。

 

 

 

 

 

長くなったので、建物に関することは今回はここまで。

次回で終わりにしますね。

 

 

 

・・・・で、建物から 少し離れて

パリ市内、 「モンマルトルの丘・サクレクール寺院」近辺で見かけた

風景。

 

 

どうやって、車を出すんでしょうか?

 

似た状況は、あちこちで見かけました。

 

 

すでに、当たってますねー。。。。

 

 

 

フランスでは、比較的年式の新しいクルマでも

バンパー四隅が傷だらけ。

ボディサイドには すり傷だらけ。

テールや、フロントのライトが割れてる。

納車以来、一度も洗車したことないんだろうなあー。

 

って車が 沢山です。

私が 「 一か月に最低2~3回は洗車するし、ワックスもかけるよ。」

と言う話をすると、いとこの家族はみんなびっくりしていました。

 

まあ、クルマについては 滅多にお目にかかれない

凄いクルマとたくさん出会ったので

またの機会にアップします。

 

 

 

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