建築・建材展2014(1)
東京はお台場の国際展示場(東京ビッグサイト)にて、
日本経済新聞社主催の、複合展示会が開催されました。
その同時開催の8つの展示会のうち、特に建築と関係の深い、
「建築・建材展」および「JAPAN SHOP」に
行ってきました。
全国規模の展示会、とーっても、面白かったです!!
特に私は、建築業界の大規模な展示会に来るのが初めて
でしたので、色々見て回れて、業界の空気のようなものも
味わうことができました。
まずは、店舗中心のJAPAN SHOPから見たい衝動を抑え、
真面目に?建築・建材展から。
住宅に限らず、店舗やビルも含めた様々な建材の
ブースが出ています。
時勢から、制震ダンパー関連のブースだけでも何社もありました。
また、省エネ・創エネ・畜エネなどのコーナーに、
断熱・気密・遮熱に関するブースも沢山あり、楽しめました。
断熱材や遮熱フィルムなど、書いていたらキリがないので、
割愛させて頂きます。
窓に関しては、海外製中心の木製が頑張っていました。
U値1以下が多く、かなり性能が上がってきています。
また、木製は外側をしょっちゅう塗らなければならない、
というメンテナンス性の弱点についても、外部にアルミ材を
取り付けている「アルミクラッド」タイプが主流。
もうガラスはトリプル・アルゴンガス・ダブルLow-Eが
当たり前!!という鼻息の荒さ。
価格が高い点とメーカーサポートや製造精度、現場での
納まり等、多々気になる点がありますが、
性能はU値0.7台まで上がっているものもあり、
頭には入れておかないと、です。
さて、ちょっと歩くとガラッと雰囲気が変わり、
当社も標準採用している、愛知県の三州瓦さんの
合同ブースです。
沢山の瓦が展示されていました。
焼成温度や、形状、土、製造体制など、瓦一つ比較しても
現地の方々がいらっしゃると、深~い話を聞けます。
ちょっと長くなりそうなので、第一弾はまとめに入りますが、
様々な建材や設備のブースを回りながら、断熱・気密・換気・
耐久性などについて色々聞いて回り、コスミックが普段考えて
いることや、現在の技術を採用している理由などを説明すると、
「よく考えてますね」「非常にこだわっていますね」と
感心されることはあっても、
「それならこちらに変えた方がいいですよ」とか
「よりよくなりますよ」と、提案で返されることが
殆ど無いのです。
それくらい、普段からコスミック・ガーデンが最新技術も
調査しながら、最適な選択をし続けているということを
外部の方々とお話して再認識することができました。
もう一つ感じたことは、入社して実はまだ2年も経っていない私が
一人でブースを回っていても、メーカーの方々に細かい質問ができたり、
こちらのやっていることを説明できるのは、普段から社内で飛び交っている
技術論や数値などを門前の小僧のように聞いているからということです。
というわけで、社長や妹尾さんをはじめとする社内の皆さんに、
感謝の至りであったのでした。
(でも社内に帰って話をすると、「この商品はここも聞いておかなきゃ」
「それ、もう知ってる。こういう欠点があるんだよねー。」
「ここを確認したらわかんないよねー」という指摘が沢山あり、
まだまだ、頑張りシロがありそうかと・・・)
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