新耐震でも8割問題って。
「日本住宅新聞」 9月15日の記事によると、
これまで 耐震診断を受けた戸建て住宅の90%が
耐震基準を満たしていない。
その上、昭和56年以降の いわゆる「新耐震住宅」でも
83%が問題ありと言うことらしいのです。
調査したのは 「木耐協(日本木造住宅耐震補強事業者協同組合)」で
診断結果の詳細を把握している 12639件(昭和25年~
平成12年5月までに着工の木造在来工法2階建て以下の住宅)
のうち旧耐震(昭和56年以前)で96.73%が問題あり
(もう、ほとんど全部って感じで)
新耐震でも83.01%の建物が問題ありとなっています。
診断によると、壁量は足りていても
配置バランスが悪かったり、建物の劣化により
壁の評価が下がっているものがあるとのことです。
3.11の震災以降、マイホームに求める要望の
第一位が、耐震性、耐久性となっている昨今
地震や災害に、無頓着と言っていいほどの
この岡山県で、(津波には感心が高いようですが・・・)
今後業界全体と施主さんたちがどのような
意識の変化をしていくのか、注視したいと思います。
デザインや設備が良くて、ソーラーパネルが載ってても
地震で倒壊したらなんにもならないですよ!!
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