昭和から平成へ

2008/06/03

 自宅の押入れを整理していたら、古い 「山陽新聞」 が出てきました。

 それは、昭和64年1月7日(昭和最後の日) と

 平成元年1月8日(平成最初の日)の新聞です。

  

  当時の昭和天皇の御様態が思わしくなく、

  全体的に、自粛ムードがありました。

  記憶にあるのは、日産セフィーロのCMで

  それまで、「皆さん、お元気ですか~。」と言っていたものが

  途中から口パクになり、井上揚水さんの笑顔だけになる。

  と言うものです。

   

  とはいえ、このように、小柳ルミ子さんの結婚の記事や、

  新春初売りの広告も多く、特に興味を持ったのは、

  各自動車メーカーの初売りフェアの広告で、

  現在の価格と比較してかなり安いと思いました。

   

   いまどきは、軽4でも100万円超えは当たり前で、中には

  200万近いものもあります。

  これは、トヨタオート(現在ネッツトヨタ)の広告ですが

  車両価格はやっぱり安い!

   

 

 

  ・・・そして、その翌日、昭和天皇が御崩御されました。

  この日は紙面の全てがこの関係で、三面記事などはごくわずか。

  もちろん、お悔やみはありますが広告らしいものはありません。

  

  岡山一番街の飾りつけの撤去・様々なイベントの自粛などの

  記事。  また昭和天皇を追って、自殺されたお年寄りの記事などが

  あり、びっくりしました。

   

  この紙面には、小渕元首相(当時官房長官)が

  「平成」 の元号を掲げる有名なシーンが掲載されています。

  

  今から20年前の新聞から いろいろな思いをめぐらせることが

  出来ました。

  当時、大学4回生で遊びほうけていた自分を

  思い出すことも出来ました。   この前の出来事のように

  感じるものの、この年生まれた赤ちゃんが、今年二十歳に

  なるのを思うと時間の流れを痛いほど感じてしまう今日この頃です。

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