暖房機器様々

2015/12/01
今日から、12月です。

師走です。

 

本当にあっという間に 今年も終わりです。

歳をとるごとに 一年が早く過ぎる感覚が加速していきますねー。

 

私の自宅のような 低気密・低断熱住宅は勿論のこと

コスミック・ガーデンのOB施主さん宅でも暖房が始まっています。

 

世の中には 様々な暖房器具が出回っています。

やはり、岡山県位の寒さだと 効率から考えてヒートポンプを使った

エアコン(最新型ほど省エネ)の右に出るモノはありません。

 

これから、掲載する暖房器具は きちんとした性能のある

高気密高断熱住宅の場合、使用する事は NG です。

 

 

先ずは小型な割にハイカロリーで

点火からの立ち上がりが早い 「石油ファンヒーター」。

 

 

 

低価格で昔から普及しており、乾電池くらいで

使用でき、やかんなどをかけて 「加湿」や鍋等の「保温・煮込み」などが

出来てしまう、石油ストーブ

 

 

上記に共通しているのは、目の前で 炎が見える暖房器具 という事。

 

機械内で火を燃やすこと言うことは、二酸化炭素・一酸化炭素・水蒸気

大量に発生させるという事です。

 

排気を屋外に出す、FF型ファンヒーターなら

問題視しませんが、隙間の少ない気密住宅だと

室内空気の汚れの早さと、それに伴う換気回数を

守れるのか? と言う問題。

 

 

石油が駄目なら、電気なら。 と言うことでいけば

電気ヒーター」 。

 

 

ちょっと新しめの感覚でいけば、この「ハロゲンヒーター」。

 

 

 

確かに空気は汚しませんし、音や匂いもほとんど無いので

問題なさそうですが、解り易く言うと 電気を①買って、

熱にして返してくれる効率も①なのが 上記のこれら。

スイッチオンしたとたん、電力メーターがぐるんぐるん回ります。

 

 

エアコンの様に ヒートポンプの暖房器具は ①買って

④~⑤ 倍にして返してくれるので 非常に効率的でお得です。

 

 

あと、日本人なら みんな大好きな 「電気こたつ」。

 

高気密・高断熱で 建物全体を暖房できる性能の住宅なら

電源を入れずに、使用してもらいたいものです。

 

 

 

問題は、無垢のフローリングの場合

厚でのラグや、床敷を使わずに 長期間使用されると

フローリングの木材の過乾燥(乾きすぎる事)が 起きてしまい

板と板の間が開き過ぎて、そのまま戻らない現象が起きてしまいます。

 

床暖房を採用した場合も 一般的には収縮しない

専用の合板フローリングになる筈です。

(※ 一部にはコストを考えないのであれば 床暖に使える無垢材も

存在しますが。。。)

 

 

 

他にも オイルヒーターや 蓄熱式暖房機(深夜電力でレンガを約700度くらいまで

加熱)、輻射熱暖房機等々・・・・

様々な カテゴリーに分かれます。

 

それぞれに、メリット・デメリットがあります。

勿論、コストも関係します。

 

いずれにせよ、性能の高い 建物には

上記写真で紹介したような 暖房器具は不要ですので

高性能サッシを入れたのに 結露した。よいう事を招かない為にも

使用は控えて下さいね。

 

 

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