最近 珍しいもの
以前は、毎年正月になると、派手なデコレーションや
国旗をX型に組んで おめでたさ全開で
走り抜けるクルマを見かけたものですが
ここ数年、岡山ではすっかり見かけなくなりました。
街中だけでなく、ちょっと外れの田舎へ
行っても中々お目にかかれません。
それに伴ってなのか、
クルマのフロントグリルなどに
取り付ける 「お飾り」 もすっかり見なくなりました。
私が19・20歳の頃は
大晦日には、必ずお飾りを
クルマに取り付けていたものですがし
周りのクルマもみんなそうでした。
現在は、若者だけでなく、年配の方々も
付けないようです。
近代のクルマのデザイン的なものを
考えると、フラッシュサ-フェス化(空気抵抗を
考慮したツルンとした、凸凹のないデザイン)が進み
お飾り自体の装着場所が見出しにくい。
といった問題が有るのかもしれませんが。
この年末年始、街を走っていても
ほんの数台しか目撃していない
「お飾り装着車」が
なんと我が社の駐車場に・・・。
トヨタ カムリ 2.4G 設計の中山さんの愛車です。
いろんな意味で、最新のデザインの部類に
入るこの車に「お飾り」は個人的に
ちょっと衝撃でした。
聞くと、中山家では 息子さんたちの
クルマにもしっかりお飾りは
付いているそうです。
昔は、「家」 と同じくらい大切にされ
一年の無事故を祈願し
装着されていたと思います。
良し悪しは別としても
日本人らしい、一種の伝統が
年々失われていってるような
気がします。
・・・そうかと言って、自分の車に
来年の正月に付けるかと言われると・・・・?
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