水の怖さ

2008/11/11

築後13年の輸入住宅のお宅の勝手口とその周りを修繕しました。

雨水が勝手口周りの木材に浸入し、枠材とドア本体を腐らせていました。

枠材が少しづつ変色してきたので、ご主人がペンキを

塗ったりしたそうですが、上から押さえるとふわふわしており

力を入れると写真のようにズボッと穴が開いてしまいます。

まるで、うなぎパイのようにぐさぐさで、ウエハース状態でした。

枠材を取り外してみると、ご覧のようにボロボロ。

下枠であるアルミ材の裏側にも水はまわり、木材を腐食させていました。

写真左上に見えるドア本体も、下のほうが腐食しフワフワです。

今回、アルミの断熱ドアに交換し、枠と外壁飾り枠を取替えました。

幸いにも、シロアリの被害は有りませんでしたので

ホッと一安心。 今後の予防も含めて防蟻処理をしなおす事を

お勧めしておきました。

 

何年もかけて、ゆっくり、ゆっくり進行していく雨水による被害。

外部に木材とドア枠の一部が露出した施工になってしまっている

輸入住宅(このタイプに限りだとは思いますが。)

 

瑕疵保障でも防水の項目が一番多いと聞きます。

やはり、侮れない水対策。

コスミックの家がこうならないよう今以上に細心の注意を

払わなければと思った仕事でした。

 

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