法改正が今月から
今月1日から 「改正特定商取引法」 が施行されました。
解りやすく言うと、訪問販売などによる
契約は全てクーリングオフの対象になり
しかも、一定の条件を満たせば
今まで8日間だったものが、最大1年間の
対象期間になります。
消費者保護の点から、よいことだと思いますが
「契約」 に対するモラルハザードという問題も
抱えています。 詳しくはまたの機会に。
さて、法改正されたとは言え
誰でもトラブルには巻き込まれたくは無いですし、
特に悪徳リフォーム系の被害や相談は
年々多くなっているようですので
そうならないように、注意するポイントなどを
少しづつこのブログで紹介していきたいと思います。
実際、私のお客様でも
昼間 若夫婦達がいない間に 怪しい契約をしてしまった
親世帯の方や、 ちょっとした小芝居をして
家の中に上がりこもうとして
私のケータイに慌てて電話してこられ、状況を聞いて
訪問者に帰ってもらったりと言うことが
年に3~4回くらいはあります。
中には、「この家を建てた会社から聞いて
やって来た。」 などとふざけた台詞をはいて
信用させようとしたりする輩もいました。
皆さん。お気をつけ下さい!
と言うことで、第一弾。
彼等はいろんなことを言ってやってきます。
○ 「近所で工事をさせていただいております。」
近隣に対する挨拶と称して近づく手口です。
私達が本当の近隣挨拶をしてもこんなやつらと
一緒に思われるのも不愉快です。
会話の途中で、別の話題やリフォームの話に
すり変わるようなら要注意です。
○ 「無料で点検・診断をしています。」
屋根や外壁、シロアリ 耐震診断などと
無料診断を口実として近づいてきます。
無料・・・くらい後々高くつくものは無いですよ。
○ 「外壁にヒビが入っています。 すぐに処理しないと
大変な事になりますよ!」
屋根瓦のズレや、外壁のヒビ、コーキングの収縮による
クラックや軽いチョーキング(塗装の劣化による粉吹き現象)を
指摘して訪問します。
屋根瓦をわざとずらしたり、床下にもぐって
持参したシロアリを見せたり、他の現場の被害写真を
さもこのお宅のようにデジカメで見せたり・・・。
かなり悪質な業者もいるようです。
まだまだ、いろんなトークや手口が有るようですが
先ずはこれまで。
またの機会に第2弾をご紹介します。
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