法改正が今月から

2009/12/09

今月1日から 「改正特定商取引法」 が施行されました。

解りやすく言うと、訪問販売などによる

契約は全てクーリングオフの対象になり

しかも、一定の条件を満たせば

今まで8日間だったものが、最大1年間の

対象期間になります。

消費者保護の点から、よいことだと思いますが

「契約」 に対するモラルハザードという問題も

抱えています。    詳しくはまたの機会に。

 

さて、法改正されたとは言え 

誰でもトラブルには巻き込まれたくは無いですし、

特に悪徳リフォーム系の被害や相談は

年々多くなっているようですので

そうならないように、注意するポイントなどを

少しづつこのブログで紹介していきたいと思います。

 

実際、私のお客様でも

昼間 若夫婦達がいない間に 怪しい契約をしてしまった

親世帯の方や、 ちょっとした小芝居をして

家の中に上がりこもうとして

私のケータイに慌てて電話してこられ、状況を聞いて

訪問者に帰ってもらったりと言うことが

年に3~4回くらいはあります。

 

中には、「この家を建てた会社から聞いて

やって来た。」 などとふざけた台詞をはいて

信用させようとしたりする輩もいました。

 

皆さん。お気をつけ下さい!

 

と言うことで、第一弾。

彼等はいろんなことを言ってやってきます。

○ 「近所で工事をさせていただいております。」

  近隣に対する挨拶と称して近づく手口です。

  私達が本当の近隣挨拶をしてもこんなやつらと

  一緒に思われるのも不愉快です。

  会話の途中で、別の話題やリフォームの話に

  すり変わるようなら要注意です。

 

○ 「無料で点検・診断をしています。」

   屋根や外壁、シロアリ 耐震診断などと

   無料診断を口実として近づいてきます。

   無料・・・くらい後々高くつくものは無いですよ。

 

○ 「外壁にヒビが入っています。 すぐに処理しないと

  大変な事になりますよ!」

  屋根瓦のズレや、外壁のヒビ、コーキングの収縮による

  クラックや軽いチョーキング(塗装の劣化による粉吹き現象)を

  指摘して訪問します。

  屋根瓦をわざとずらしたり、床下にもぐって

  持参したシロアリを見せたり、他の現場の被害写真を

  さもこのお宅のようにデジカメで見せたり・・・。

  かなり悪質な業者もいるようです。

 

まだまだ、いろんなトークや手口が有るようですが

先ずはこれまで。

またの機会に第2弾をご紹介します。

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