流レールシンク
今回は、コロンブスの卵的な発想による新しいシンク
「流レールシンク」です。
今回かなり肝いりで、特設デモ機で実演・解説されています。
早速実演していただきます。
流レールシンクの特徴は、手前に来るほど高さが低い傾斜になっていること。
矢印の様に水が流れて、最後はスミのガーターの溝を通って奥角の排水口に
流れていきます。
従来のシンクは奥の中心に排水口があり、手前から奥に傾斜がありました。
そのため、残飯や洗いカスが手前にのこり、最後に洗い流す必要がありました。
それに対し、流レールシンクは・・・と、千切りキャベツの投入です!!
きちんと溝に流れていき、排水口に落ちて行きました。
でも、奥の方の傾斜の高い所にはゴミが残るんじゃないの?
それはそうなのですが、このように掃除します。
一番高い所に水をかければ、同じく傾斜に沿ってゴミが排水口まで
流れていきます。
手首をぐるぐる回して、シンク全体を掃除しなくてもよくなったということです。
よく考えれば、最初からこうなっててもよかったのでは??
と所長さんと話すと、
「確かに、固定観念で従来から奥の中央に排水口がありましたし、
クリナップとして言うと、ステンレス一体成型のシンクで、角に排水口を
持ってくるのは絞り加工の技術などの点でかなり難しかったのです」
とのこと。
今回、発想と技術がそろって、新商品の発表となったようです。
ちなみに、最初はクリンレディのみに標準装備として入ります。
SSでも、近いうちに対応できると思われますとのこと。
SSのシンクは、今のところ下記の物です。
これも排水口部分の深い絞りプレスを当初製造部門に「無理」と
言われて居たそうですが、2年ほどの試行錯誤の上、一体成型で
製造が可能になったとのことです。
日本のこういった技術はすばらしいですよね。
他にも、新しいラインナップとして、手で引き下ろすハンドレール収納など。
担当の杉山さんから丁寧に説明していただきました。
表面材のデザインもクリンレディを中心に増えているようです。
新発表の商品についてご覧になられてたい方は、
クリナップさんのショールームへどうぞ。 → ショールームのページへ
流レールシンクの詳細はこちらへ → 製品紹介のページへ
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