真夏の高気密・高断熱住宅の様子

2013/08/20
只今、夏の体感ツアーをご案内中ですが、

既に各回とも1~6組のエントリーがあり、徐々に埋まりつつあります。

ありがとうございます。

 

夏の高気密・高断熱住宅を、皆様、どのようにイメージされているでしょうか。

今年の夏は、我が家の寝室の隅に温湿計を置いてみました。

 

大体、夜寝ている時は、

温度:29~30℃

湿度:48%~52%

くらいをウロウロしていました。

 

我が家の真夏のクーラーの使い方をご紹介しますと、このような感じです。

 

1階:30℃の冷房設定で24時間つけっぱなし

2階:昼間は30℃の冷房設定、夕方から朝までは「28℃冷房」または「除湿のー1℃」

 

これで、1階は29℃前後、2階は昼間人がいない間は30~31℃、

夕方から朝まではエアコンを強くするので29~30℃、

湿度も40%後半~50%半ばで快適に過ごせています。

 

 

2階のエアコンの設定を夜に少し強くしているのは、

昼より夜の方が、エアコンの効率が良いからです。

さらに、昼は2階に人がいないので、昼間は温度が上がり

すぎない程度に維持するため30℃設定にし、日没後、

冷房効率が良くなってから、寝るまでの間に1~2℃下げる

ためにエアコンを少し強くする、という運用をしています。

 

 

また、我が家の2階のエアコンは廊下のど真ん中にあり、

寝室にエアコンの風が直接流れて行かないので、下の写真のように

冷たい空気を寝室に送るため、サーキュレーター的に扇風機を

回しています。

 

エアコンの設定は28℃設定または除湿ー1℃にしているので

エアコンの真ん前はおそらく28~29℃程度。

エアコンの風も吹いているので、ここで寝るのは少し寒いと思います。

隣の寝室は29℃~30℃なので、丁度よいくらいの室温です。

 

 

間取りによってはこんなことをしなくても、空気が端まで

行き届きやすいお宅もあると思いますが、我が家の特に2階は

細長く、エアコンが真ん中で寝室は入り口が一つの部屋なので、

このようにして強制的に空気を循環させるようにしています。

 

ちなみに、家全体が29~30℃で維持されているのですが、

階段から2階へ上がったところだけは少し「モワッ」と生暖かい

空気を感じます。

 

そこの温度、湿度を測ってみました。

真夏日の夜7:30.まだ外は蒸し暑い状態でしたが、

寝室が30℃、51%、家の中で最も暑く感じる階段室は31℃、55%でした。

温度ではなく、湿度の差で不快に感じたのかな?と思います。

実際、温度が1,2℃高くても、湿度が5%、10%低ければ、

その方が快適な場合もあります。

 

 

さて、今回は、ご検討中の方のご参考にも、と思い、

真夏の我が家の温度、湿度の様子を書かせて頂きました。

 

ちょっと分かりにくいかも知れませんが、まとめます。

・エアコン30℃設定で、ほぼ30℃に維持できている

・家全体が、1~2℃の差。特に暑く感じる場所でも、ほぼその範囲。

・家の外周の断熱・気密性能が高いが、間取りによっては、

空気を循環させる必要がある。

というお話でした。

 

体感ツアーに参加される皆様は、他のOB施主様にもお話を

聞いてみて下さいね。参考になると思います。

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