米国視察

2014/09/18
なんと、9/11~17、米国視察に行ってまいりました。

参加したのは、第9回米国パッシブハウス会議です。

 

「パッシブハウス」自体は、ドイツで生まれた超高気密高断熱の

住宅の考え方で、運営団体ももちろんドイツにあります。

 

それに対し、「米国パッシブハウス」は、文字通り米国内に

パッシブハウスの普及を目指す団体で、ドイツとは分かれて

研究や活動を行っています。

 

ドイツのように湿度が低く、低めの気温でおおよそ網羅できる

国と違い、米国はあらゆる気候パターンが国内に存在します。

亜熱帯や多湿の地域があれば、砂漠のようなところもあり、

北の方に行けば雪が多い地域など様々で、ドイツの方法論や

事例だけを直接使うのでは対応しきれないということで、

米国向けのパッシブハウスの検討を独自に進めているようです。

 

当社は会員でもないのになぜ参加できたかというと、先日ご紹介した

WUFIというソフトのセミナーでお世話になった京都工芸繊維大学の

芝池先生、有限会社イーアイの堀内社長からお誘いを頂いたためです。

 

藤井社長もOKを頂いて、会社の費用を沢山使わせて頂きましたが、

私にとっては刺激の多い出張になりました。

 

右から私、芝池先生、米国パッシブハウスの中心メンバのアキレスさん、

堀内社長、芝池先生の研究室の大学院生の脇さん、日本(横浜)で

パッシブハウスを先日施工した(株)大悟建設の桑原社長です。

 

会場になった、サンフランシスコ空港のすぐそばのマリオットホテル。

 

現地に到着した初日は夕方からオープニングと商品展示。

2,3日目にメインのセッション(発表会)、4日目は実際の

パッシブハウスを見学して回るツアーでした。

 

初日の展示会の様子。

 

オープニングの全体会議はこんな風景。

映っていませんが、全体では300名くらいいたんじゃないでしょうか。

かなり大きい会場でした。

 

個別のセッションは、ジャンル別に各部屋に分かれて行われます。

 

芝池先生は、横浜のパッシブハウスについて仕様や実績を紹介。

 

大学院生の脇さんは、熱交換器に関する研究を発表。

もちろん、発表も質疑応答も全て英語です。

お二人ともスゴイ!!

 

会議には、横浜のパッシブハウスの設計者(岡田さん)のパートナーの

佐藤さん(一番右)もご参加され、アメリカで建築の仕事をされているので、

色々とアメリカの住宅事情などもお聞きすることが出来ました。

右から3番目の女性は、米国パッシブハウスの中心メンバのカトリーンさん。

日本チームは我々だけだったので、気を遣って何度も堀内さんや芝池先生に

声をかけて下さっていました。

 

4日目は、バスに乗って実際の建物を見にいくツアーです。

実は、一番楽しみにしていたのがこれでした。

 

・・・と、沢山ネタがあるのですが、1週間不在にしていた上、

時差ボケもあり、私の頭も写真もまとまっておりませんので、

また小出しに御報告させて頂ければ幸いです。

 

 

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