表に出ない情報

2012/02/21
先日、基礎型枠のメーカーの方との

お話で重要な情報を聞かせていただきました。

 

最近の住宅は、ベタ基礎が主流なのですが、

「基礎パッキン」 で施工した住宅の基礎の

耐圧盤(ベタコンクリートの部分)コンクリートの

「中性化」 が床下換気口で施工した基礎と比べて

早く進むという内容です。

 

 

 

耐圧盤のコンクリートが中性化すると

内部の鉄筋が錆びて腐食してしまい、

基礎の強度が低下してします。

 

中性化が早く進む理由は換気口に

比べて基礎パッキンは床下の空気が

入れ替わらないため、床下に比重の大きい

二酸化炭素が溜まり、その二酸化炭素が

コンクリートの中性化を早めているのだそうです。

 

この論理で考えると、床下の換気の

システムを設置していない「基礎断熱工法」の

ベタ基礎も、耐圧盤コンクリートの中性化が

早く進むものと考えられます。

 

ですから、住宅の耐久性を上げるためには、

基礎パッキン工法と、基礎断熱工法は

コンクリートの中性化を防ぐ方法を

考える必要があるでしょう。

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