表に出ない情報
先日、基礎型枠のメーカーの方との
お話で重要な情報を聞かせていただきました。
最近の住宅は、ベタ基礎が主流なのですが、
「基礎パッキン」 で施工した住宅の基礎の
耐圧盤(ベタコンクリートの部分)コンクリートの
「中性化」 が床下換気口で施工した基礎と比べて
早く進むという内容です。
耐圧盤のコンクリートが中性化すると
内部の鉄筋が錆びて腐食してしまい、
基礎の強度が低下してします。
中性化が早く進む理由は換気口に
比べて基礎パッキンは床下の空気が
入れ替わらないため、床下に比重の大きい
二酸化炭素が溜まり、その二酸化炭素が
コンクリートの中性化を早めているのだそうです。
この論理で考えると、床下の換気の
システムを設置していない「基礎断熱工法」の
ベタ基礎も、耐圧盤コンクリートの中性化が
早く進むものと考えられます。
ですから、住宅の耐久性を上げるためには、
基礎パッキン工法と、基礎断熱工法は
コンクリートの中性化を防ぐ方法を
考える必要があるでしょう。
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