鎮め物
スラブ部分の 砕石敷き込みが終わって
全体をビニールシートで被います。
床面からの 水分が上がってこないようにするのが
シートの主な役目です。
スラブ部分の 配筋と 立ち上がり部の配筋を組んだだところで
第三者機関である 「ハウスプラス」 さんの
検査を受けます。
様々な部位の 寸法を実測していきます。
合格を口頭で頂き(合格書は後日通知)、
早速、地鎮祭で宮司さんから頂いていた
「鎮め物」を建て物中心に鎮座して頂きます。
この箱の中身は、「勾玉(まがたま)」 「剣(つるぎ)」 「鏡」 「人形(ひとがた)」などが
入っています。
※写真は本物。 このミニチュア版とイメージして下さい。
磁石で方位を見て、南に向いて頂くように
ビニールシートを切って 置きます。
最終的には この上から 土間打ちのコンクリートが流し込まれますが
忘れると大変なことになるので、現場監督は厳重にチェックします。
この様な 「鎮め物」 は 神社さんごとに違っていたり
神道(しんとう)以外の やり方では また埋めるモノや
タイミングも変わります。
過去 地鎮祭時に 大量の塩、お米、煮干し、縄(四方竹に結界を張ったもの)を
深く掘って埋めた事例もありました。
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